【高齢の親の片付け】不用品回収業者おすすめ3社比較|失敗しない選び方ガイド

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日本の実家の和室に立つ50代の娘と70代の母親のイラスト。
部屋には古い家具・段ボール箱・家電が積まれ、片付けに困っている様子。
2人は不用品回収業者の選び方について真剣に話し合っている。

「親の家がモノで溢れている…」
「自分だけで片付けるのは無理…」
「業者に頼みたいけど、どこに頼めばいいか分からない」

高齢の親の家を片付けるとき、誰もが直面する悩みです。
特に量が多く、自分では運べない大型家具・家電があると、専門業者の力を借りるのが現実的です。

ただし、業者選びを間違えると、料金トラブル・雑な作業・不法投棄リスクなど、後悔につながるケースもあります。

この記事では、不用品回収で名前が挙がる「エコクリーン」「くらしのマーケット」「価格.com くらしサポート」の3社を、料金・対応・安心度の3つの軸で徹底比較しました。読み終えたとき、あなたの状況に合う1社が見えてくるはずです。

📝 この記事について

本記事は、雑貨の卸売業に長年従事し、別事業として古物商許可(中古品流通の国家認可)も保有する運営者「ロック」が、高齢の家族の不用品整理を実際に経験した立場から、各社の公式情報・公的データ・利用者口コミを参考に作成しています。

不用品回収業界では業者によって保有する許可(一般廃棄物・古物商・産廃など)が異なるため、本記事では中古品流通の実務経験を踏まえて、各サービスの仕組みと業者選びの注意点を整理しています。

※法令や許可制度に関する記述は2026年5月時点の公開情報に基づきます。最終的な業者選びは必ず各社の最新情報をご自身でご確認ください。古物商許可は中古品売買の許可であり、不用品回収業や廃棄物処理業の許可とは別制度です。法的判断が必要な場合は専門家にご相談ください。

📚 この記事で分かること

  • 不用品回収業者3社の料金・対応・安心度の違い
  • あなたの状況に合う1社の見つけ方
  • 業者選びで失敗しないための注意点

結論|あなたに合う1社はどれ?タイプ別おすすめ早見表

先に結論からお伝えします。

  • とにかく急いで、全国対応で確実に依頼したい → エコクリーン
  • 料金を抑えて、口コミを見ながら自分で業者を選びたい → くらしのマーケット
  • 業者選びの手間を省き、1社マッチングで完結したい → 価格.com くらしサポート

それぞれに「向いている人」と「注意点」があります。順に見ていきましょう。

3社の基本情報を一覧で比較

まずは全体像から確認します。

項目 エコクリーン くらしのマーケット 価格.com くらしサポート
料金体系 現地見積もり 事前固定料金 マッチング後に現地見積もり
対応エリア 全国 全国 全国(地域により可否)
予約方法 電話・Web見積もり Webで業者選択 Web入力→1社マッチング
口コミ 公式に掲載 個別業者ごとに豊富 利用後アンケート公開
強み 即日対応・大型回収 料金透明性・口コミ豊富 1社マッチング・営業電話なし

🔍 3社の仕組みの違いを図で見る

エコクリーン|窓口型

あなた → 📞電話/Web依頼 → エコクリーン窓口 → 加盟業者を手配

くらしのマーケット|業者選択型

あなた → 🔍業者を口コミで選ぶ → 直接予約 → 作業

価格.com くらしサポート|マッチング型

あなた → 📝条件入力 → システムが自動マッチング → 1社から連絡

💰 トラック別の料金相場(最低費用の目安)

軽トラ1台分(1人暮らし向け)

11,000円〜

2tトラック1台分(2〜3DKの片付け)

27,000円〜

4tトラック1台分(家まるごと・法人)

55,000円〜

※量・地域・作業条件で変動します。別途、基本料金・車両費・階段料金・解体費などが加算される場合があります。必ず現地見積もりで総額をご確認ください

エコクリーンの強みと注意点

こんな人に向いている

  • とにかく急いで処分したい
  • 大型家具・家電をまとめて回収してほしい
  • 全国対応で、地方でも確実に依頼したい

エコクリーンの最大の強みはスピード対応です。「電話したその日に来てくれた」「引っ越し前で間に合った」という口コミが多く、緊急時の選択肢として有力です。

また、冷蔵庫・洗濯機・ベッドなど、自分では運べない大型品をまとめて依頼できる点も助かるポイント。

注意点

一方で、エコクリーンは現地見積もり型のため、電話の時点では正確な料金が分かりません。「想定より高くなった」「相場と比べて割高に感じた」という声もあります。

失敗しないコツは、電話の時点で「予算上限」「追加料金が出る条件」を必ず確認することです。

詳しい評判はこちら:エコクリーンの評判と注意点|利用前に知っておきたいポイント

くらしのマーケットの強みと注意点

こんな人に向いている

  • 業者を自分で選びたい
  • 口コミを参考に決めたい
  • 料金を事前に確定したい

くらしのマーケットは、「業者を口コミと料金で選べる」マッチング型のサービスです。全国の不用品回収業者が掲載されており、利用者のリアルなレビューを見ながら依頼先を決められます。

最大の特徴は料金の透明性。事前に「軽トラ1台○○円」「2tトラック○○円」と固定料金が提示されているので、見積もりトラブルが起きにくい設計です。

業者選びのコツ

  • 口コミ件数50件以上の業者を優先
  • 評価4.5以上を目安に
  • 「写真付き口コミ」を必ずチェック(実際の作業の様子が分かる)

注意点

業者によってサービスの品質に差がある点には注意が必要です。特に、口コミが少ない業者や、極端に安い業者は避けた方が無難です。

また、当日追加でモノが増えた場合の料金については、予約前にメッセージで確認しておくと安心です。

くらしのマーケットの具体的な利用手順や、エコクリーンとの違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶ くらしのマーケットを含む不用品回収サービスの仕組みを詳しく見る

くらしのマーケット

価格.com くらしサポートの強みと注意点

こんな人に向いている

  • 自分で業者を選ぶ手間を省きたい
  • 複数業者からの営業電話を避けたい
  • カカクコムグループ運営の信頼性で選びたい

価格.com くらしサポートは、カカクコムのグループ会社「株式会社LiPLUSホールディングス」が運営するマッチング型の不用品回収サービスです。

最大の特徴は、条件にマッチした1社の加盟店からのみ連絡が来る仕組み。利用者が条件をWebフォームまたは電話で入力すると、システムが全国8,000社以上の加盟店から最適な1社を自動マッチングし、その業者から直接電話またはショートメールで連絡が届きます。

  • 自分で業者を比較・選ぶ必要がない
  • 複数業者から営業電話がかかってくる煩わしさがない
  • 条件が合わなければ「再マッチング」を依頼できる

つまり、「業者選びの手間を減らしたい人」に向いたサービス設計です。

加盟店の安心感

そもそも、家庭から出た不用品を回収・運搬するには、原則として市区町村の「一般廃棄物収集運搬業」の許可(または市区町村からの委託)が必要です。無許可の業者による不法投棄などのトラブルを避けるうえで、この許可の有無は大切な確認ポイントになります。

その点、価格.com公式によれば、紹介される加盟店には不用品回収業者として「一般廃棄物許可証」の提出を義務付けているとのこと。初めて依頼する人にとって、許可を持つ業者に絞って紹介してもらえるのは安心材料です。

なお、家庭の不用品回収業界では、業者によって取得している許可の種類が異なります(一般廃棄物収集運搬業許可・古物商許可・産業廃棄物収集運搬業許可など)。許可の種類はサービス利用前に各業者へ直接確認するのが確実です。現地見積もり無料・見積もり後のキャンセル無料という設計も、初回利用のハードルを下げています。

注意点

「自分で複数業者を比較したい」「相見積もりを取って一番安いところに頼みたい」という方にはこのサービスは向いていません。マッチング方式のため、業者選びは原則システム側で行う設計だからです。

ただし、紹介された加盟店の対応や日程・条件が合わなかった場合は、再マッチング制度で別の加盟店を紹介してもらえます。電話一本ですべてが完結する手軽さと引き換えに、業者選びの主導権をシステムに委ねる仕組みと理解しておくとよいでしょう。

価格.com くらしサポートの具体的な利用の流れや注意点については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶ 価格.com くらしサポートを含む業者選びの判断材料を詳しく見る

「結局どこが一番安いの?」なら無料の一括見積もりで複数社を比べる

3社を読んでも「どこが一番安いか、うちの量だと分からない」——そんなときは、1回の入力で複数社から見積もりを取り寄せられる無料の一括見積もりサービスを使う手もあります。

無料一括見積もり「ぽいみつ」

不用品回収・遺品整理・ゴミ屋敷清掃・生前整理・空き家の片付けに対応した、無料の一括見積もりサービスです。1回の申し込みで複数の業者から見積もりが届くので、料金を横並びで比べて一番納得できる業者を選べます。親の家のように物の量が多いケースほど、まとめて相見積もりを取ると価格差が見えやすくなります。見積もりは無料なので、まずは相場を知るためだけの利用でも大丈夫です。

ぽいみつで無料一括見積もりをしてみる ▶

※「ぽいみつ」の評判・口コミや、無料になる仕組みは 不用品回収ぽいみつの評判は怪しい?口コミと料金を検証 で詳しく確かめています。

高齢の親の家を片付けるときの5つの注意点

業者選び以前に、事前準備で後悔を大きく減らせます。

業者が来る前にやっておくべきことは、新品を積まれてしまった失敗談にも書きました。

1. 立ち会い者を必ず手配する

高齢の親だけで業者対応させると、追加料金の説明や急な作業内容変更に対応しきれないことがあります。できる限り家族が同席するか、難しい場合は事前に親と作業内容を共有しておきましょう。

2. 貴重品・遺品は事前に仕分けする

業者作業中は基本的に全てが「処分対象」になります。

  • 通帳・印鑑・保険証券・年金手帳
  • 写真・手紙・記念品
  • 故人の遺品で残したいもの

これらは作業前に別の部屋に避難させてください。

仕分けをしていると、「これは値打ちがあるかもしれない」という品が出てくることもあります。貴金属、骨董品、カメラ、楽器、お酒などです。回収は「お金を払って手放す」、買取は「お金を受け取って手放す」。同じ手放すでも向きが逆なので、迷う品は回収を頼む前に無料査定で確かめておくと無駄がありません。

回収前の仕分けで出てきた「売れるかもしれない品」に。出張査定・宅配査定とも全国対応です。

回収の前に無料査定で確かめる(ベスト買取)▶

※査定料・出張費は無料、キャンセル費用もかからないと公式サイトに記載されています(2026年8月確認)。品目・条件はリンク先でご確認ください。

3. 見積もり時に必ず聞く5項目

  • 追加料金が発生する条件は?(高所、養生、解体など)
  • 交通費・出張費は含まれるか?
  • 当日キャンセルした場合の料金は?
  • 支払い方法(現金・カード・振込)は?
  • 処分先(どこに運ばれるか)の説明はあるか?

特に処分先の確認は重要。不法投棄業者に当たるリスクを下げられます。

4. 近隣への配慮

大型家具の搬出は、近隣にエレベーター・廊下の利用や騒音で迷惑がかかることがあります。作業前日に隣家へ一声かけておくだけで、トラブルを大きく防げます。

5. 処分後の手続きを忘れずに

家を空にした後は以下の手続きを忘れずに行いましょう。

  • 電気・ガス・水道の停止
  • 郵便物の転送・住民票の異動
  • 固定資産税の確認(空き家になる場合)

⚠️ 失敗するパターン vs 成功するコツ

❌ よくある失敗

  • 電話だけで料金確定
  • その場で即決
  • 1社だけで決める
  • 親に任せきり

✅ 成功するコツ

  • 現地見積もりを必ず取る
  • 「家族と相談」と即決回避
  • 最低2〜3社で相見積もり
  • 家族が同席

いちばん困る「マットレス・布団」はどう処分する?

親の家を片付けていて、最後まで残りがちなのがマットレスと敷き布団です。重くて大きくて、ひとりでは動かせない。ここだけ別枠で書いておきます。

費用だけで言えば、自治体の粗大ごみがいちばん安いです。私が実際に出したときは1枚900円でした。自治体によって差はありますが、500〜1000円前後のところが多いようです。市役所・区役所に電話して回収日を決め、指定のシールを貼って、決められた場所に出すだけ。大きさによってシールが数種類に分かれていることがある(私の地域は2種類でした)ので、そこは問い合わせのときに確認してください。

ちなみに、寝具メーカーの引き取りサービスは1台あたり2万円ほどかかることがあります。買い替えと同時で手間はゼロですが、金額だけ見ると自治体とは開きが大きいので、急がないなら比べてから決めたほうがいいです。

それでも業者を使ったほうがいい分かれ目

自治体が安いのは事実ですが、落とし穴は「指定場所まで自分で運ぶ」ところです。高齢の親の家だと、ここが一番の壁になります。階段のある家、エレベーターのないマンション、集積所まで距離がある——どれか当てはまるなら、無理をしないでください。マットレスは持ちにくく、抱えたまま階段を降りるのは本当に危ないです。最低でも2人で運んでください。

判断の目安はこうです。

マットレス1枚だけで、運べる人手がある → 自治体の粗大ごみ
他にも家具や家電がまとめて出る、または運び出す人手がない → 回収業者のほうが結果的に安く、早く終わります

親の家の片付けは、たいていマットレス1枚では終わりません。タンス、家電、押し入れの中身と芋づる式に出てきます。合計で軽トラ1台分を超えそうなら、最初から業者にまとめて頼んだほうが安くつくことが多いです。この記事の上で比較した3社は、いずれも見積もりまで無料なので、自治体の金額と並べて比べてみてください。

捨てる以外の選択肢もあります

状態がきれいなら、リサイクルショップが引き取ってくれる場合があります。値段はほとんど付きませんが、自分でごみ捨て場まで運ぶのが難しい方には現実的です。

ジモティーに「無料で譲ります」として出す方法もあります。「運び出しを手伝ってください」という条件で出せるのが利点です。ただし、知らない人が親の家に来ることになります。高齢の親がひとりで応対する形になるなら、私はおすすめしません。立ち会える日に限るなど、条件を決めてから使ってください。

また、切断できる素材のマットレスであれば、小さく切って通常のごみとして出せる自治体もあります。ただしスプリング入りは刃物での解体が危険なので、無理はしないでください。

寝具の買い替えを考えているなら、せんべい布団で寝ると腰が痛い…底つき対策と買い替えの見極め方もあわせてどうぞ。

よくある質問Q&A

Q. 相見積もりは取るべきですか?

A. 取ることを強くおすすめします。1社の見積もりだけだと、その金額が妥当か判断できません。最低2社、できれば3社から見積もりを取ることで、相場が見えてきます。

Q. 仏壇・遺品も回収してもらえる?

A. 業者により対応が異なります。仏壇は「お焚き上げ」「魂抜き」が必要な場合があり、対応できる業者は限られます。事前に「仏壇あり」と伝えて、対応可否を確認してください。

Q. 当日依頼はできる?

A. エコクリーンは即日対応の実績あり。くらしのマーケット・価格.com くらしサポートは業者次第ですが、緊急対応の業者を絞り込めば対応可能です。

Q. 追加料金を抑えるコツは?

A. 事前準備が最大のコツです。

  • 量を正確に伝える(写真を送るのも有効)
  • 解体が必要な家具を事前に伝える
  • 駐車場所の確保を事前にしておく

これだけで、追加料金トラブルの大半は防げます。

なお、東海・関西・関東など、対応エリアにお住まいなら地域密着の「不用品回収ラクエコ」も選択肢のひとつです。「料金は高い?」という口コミの真相を、あわせてご覧ください。

まとめ|あなたの状況別おすすめ1社

最後に、状況別の最終おすすめをまとめます。

急ぎで、確実に処分したい → エコクリーン

全国対応・即日可能・大型品OK。料金は現地見積もりだが、スピードを優先するなら最有力候補。

料金を明確にしたい、口コミで選びたい → くらしのマーケット

事前固定料金で見積もりトラブルが起きにくい。口コミ豊富で「事前に業者の質を確かめてから」依頼できる安心感あり。

業者選びの手間を省き、1社マッチングで完結したい → 価格.com くらしサポート

カカクコムグループ運営のマッチング型サービス。条件入力→システムが最適な加盟店1社を自動選定→その業者から直接連絡という流れ。複数業者からの営業電話の煩わしさがないのが最大の強みです。

業者選びは「急ぎ・料金・安心」のどれを優先するかで答えが変わります。迷ったら、くらしのマーケットで口コミを見つつ、エコクリーンに無料見積もりを取って比較するのが、後悔の少ない進め方です。

親の家の片付けは、心身ともに負担の大きい作業です。無理せず、信頼できる業者の力を借りて、納得できる形で進めてください。

ロックのプロフィール画像

この記事を書いた人:ロック

 高齢の親を含め、身近に高齢者が多い環境で生活しています。
 若い頃は東証プライム上場企業で経理職に従事し、生命保険の資格[上級生命保険設計士(現シニア・ライフ・コンサルタント)]も取得しました。
 その後、数十年にわたり雑貨の卸売業に携わり、品質・安全性・使いやすさの視点で商品を見てきました。
別事業として古物営業法に基づく古物商許可(公安委員会の許可)も保有し、中古品の売買・流通にも従事しています。
 2005年からは個人で株式投資を続けており、リーマンショックも何とか乗り切りました。いまは国内の高配当株と投資信託が中心で、新NISAも活用しています。
 家族の実体験と公的・医療情報を参考にしながら、高齢者の暮らしに役立つ情報を発信しています。
 ※医療行為の代替を目的とした情報ではありません。

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