せんべい布団で寝ると腰が痛い…高齢の親の底つき対策と、買い替えの見極め方

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和室の畳に敷いた薄いせんべい布団

80代の母が「朝、腰が痛くて起き上がるのがつらい」とこぼすようになりました。

敷布団を見せてもらうと、長年使ったそれはすっかり薄べったく、手のひらで押すと床の硬さがそのまま返ってきます。いわゆる「せんべい布団」です。

薄くなった布団で寝ていて体が痛い、というお悩みは本当に多いんですよね。この記事では、せんべい布団で寝ると腰や背中が痛くなる原因を整理して、まずはお金をかけずにできる対策、そして「もう買い替えどきかな」という見極め方までまとめました。最後に、うちの母が実際にたどり着いた解決策もご紹介します。

この記事は、80代の母の暮らしを支えるなかで、実際にせんべい布団の悩みと向き合ってきた経験をもとに書いています。

せんべい布団とは?寝ると腰が痛くなるのはなぜ

結論から言うと、せんべい布団とは「中の綿がへたって、薄く硬くなった敷布団」のこと。これで寝ると腰が痛くなりやすいんです。せんべいのようにぺちゃんこになった様子から、そう呼ばれています。正式な商品名ではありません。

では、なぜ痛くなるのか。理由は大きく3つあります。

  • 底つき…クッションがなくなり、床の硬さが体に直接伝わる
  • 体圧が一点に集中…お尻や肩など、重い部分だけに負担がかかる
  • 寝返りがしづらい…沈まないぶん体をひねる動きが増えて、夜中に目が覚めやすい

押すと床の硬さが返ってくる布団は、腰の一点で体重を受け止めている状態です。つまり痛みの正体は、年齢のせいだけではなく「布団が薄くなって、クッションの役目を果たせていない」こと。ここを直せば、朝のつらさは変わってきます。

薄くへたったせんべい布団を手で押すと床の硬さが返ってくる
押すと床の硬さが返ってくる=底つきの状態です

ただし、強い痛みやしびれが続くときは、寝具の問題と決めつけないでください。一度、整形外科などの医療機関で相談すると安心です。

お金をかけずにできる、せんべい布団の対策5つ

買い替える前に、まずは今の布団でできることから試すのがおすすめです。順番に見ていきましょう。

  1. 天日干し・布団乾燥機…湿気が抜けて、一時的にふくらみます
  2. 敷きパッドやマットレストッパーを重ねる…底つきをやわらげる、いちばん手軽な方法
  3. 毛布を一枚下に敷く…応急処置。根本解決にはなりませんが、その日の寝心地はいくらかやわらぎます
  4. すのこを敷く…下から風が通り、へたりの進行を遅らせます
  5. 上下・裏表を定期的に入れ替える…へたる場所を分散できます

これで軽くなる人もいます。ただ正直にお伝えすると、中の綿そのものが劣化していると、干してもすぐ元に戻ってしまうんですよね。「応急処置」と割り切るのが大事です。

「復活させる」か「買い替える」か。高齢の親の見極め方

布団店の「打ち直し」(中綿を作り直す)やクリーニングで延命する道もあります。愛着のある布団を活かせるのは良いところです。

ただ、高齢の親の場合は、思い切って買い替えたほうが良いケースが多いです。次のどれかに当てはまるなら、買い替えを検討するサインです。

  • 毎朝のように腰や背中が痛い
  • 布団から起き上がるのがつらい/時間がかかる
  • 干してもすぐぺちゃんこに戻る
  • 10年以上使っている

うちの母は「布団から立ち上がるのがつらい」が決め手でした。この起き上がりのつらさは、転倒にもつながります。安全のためにも、早めの見直しが安心なんです。

なお、古くなった布団やマットレスの捨て方に迷ったら、高齢の親のマットレス処分方法もあわせてどうぞ。

高齢の親の寝具を選ぶなら、基準はこの3つ

実は、良い睡眠には寝具などの環境が深く関わっています。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」でも、良い睡眠には光・温度・音などの環境因子が重要とされ、「リラックスできる寝衣・寝具で眠ることが良い睡眠につながる」と示されています。だからこそ、親の寝具を見直すことは、睡眠の質を支える土台になるんですね。

買い替えるなら、次の3点で選ぶと失敗が少ないです。

  1. 体圧分散…重い部分の負担を逃がし、底つきを防ぐ
  2. 寝返りのしやすさ…適度な硬さがあること。柔らかすぎると逆に沈んで寝返りしにくい
  3. 床でも使えるか・手入れのしやすさ…介護のしやすさや、カビ対策の面でも大切

この3つを満たすと、腰の負担が減って、朝起きたときのつらさが変わってきます。いろいろな種類を見比べたい方は、高齢者マットレス完全比較も参考にしてみてください。

せんべい布団から卒業する、2つの道

いざ買い替えるとなると、道は大きく2つに分かれます。「今までどおり床に敷いて使う」か、「ベッドにする」か。どちらが正解ということはなく、親の暮らしに合うほうを選べば大丈夫です。

うちがたどり着いたのは、NELL(ネル)という寝具メーカーの2つの商品でした。順番に見ていきますね。

床・畳のまま使いたいなら「NELL コイルフトン」

結論から言うと、せんべい布団の”いちばん自然な後継”は、このコイルフトンです。理由は、床に敷いたまま底つきを解決できるから。

コイルフトンは、名前のとおり「中にポケットコイルが入った敷き布団」です。高級ホテルのマットレスに使われるポケットコイルを、折りたためる布団におさめてあります。

だから、薄いのに底つき感がなく、腰はしっかり、足はやわらかく支えてくれるんですね。
(出典:NELL公式サイト

NELL コイルフトン(画像はNELL公式/クリックで詳細ページへ)

高齢の親に向いていると感じたのは、この4点です。

  • ベッドフレーム不要。フローリングや畳に直接敷ける…今の暮らしを変えなくていい。布団派の親にすすめやすい
  • 厚さ8cm・軽量で、女性一人でもたためる・持ち運べる…毎日の上げ下ろしがラク。押し入れにもしまえる
  • 側生地は洗濯機で洗える…清潔を保ちやすく、介護の場面でも安心
  • 自立して立てかけられる…湿気を逃がしやすく、床置きで心配なカビ対策もしやすい

寝心地のかなめになるのが、体圧分散です。コイルフトンは、体の部位ごとに支える硬さを変えていて、重い腰が一点に沈み込むのを防いでくれます。せんべい布団でいちばんつらい「腰の底つき」への、まさに答えですね。下の図の矢印が、その部位ごとの支えのイメージです。

ポケットコイルは、腰はしっかり、足はやわらかく、頭は適度な硬さに。

公式のレビューにも「敷布団派の方はぜひ買ってみてほしい」「他の折りたたみ布団と比べて圧倒的に寝やすい」「腰つき感がない」といった声が並んでいます。まさに、せんべい布団で腰を痛めていた人のための商品だな、という印象でした。

日々の折りたたみやすさに適した設計

正直なデメリットもお伝えします。ポケットコイルが入っているぶん、一般的な折りたたみ布団よりは重さがあります。立てかけるときに「少し重いな」と感じる方はいるようです。
ただ、その重さがしっかりした支えにもなっている、という面もあります。

お値段はシングルで72,000円(税込・送料無料)。120日間のフリートライアル(全額返金保証)と10年の耐久保証がついているので、まず試してみて、合わなければ返せます。気になった方は、上の画像からNELL公式サイトで詳しい寝心地や口コミを確認できます。

届き方もラクです。下の写真のように、コンパクトに圧縮された箱で届くので、大きなマットレスにありがちな「配送業者との搬入の打ち合わせ」もいりません。玄関でふつうの宅配便のように受け取って、自分で開封・設置できます。離れて暮らす親の家に送るときも安心ですね。

コンパクトに圧縮配送

ベッドでしっかり寝たいなら「NELL マットレス」

「この機会にベッドにしたい」「もっとしっかりした寝心地がいい」という場合は、NELLマットレスが合います。

うちの母が選んだのはこちらでした。というのも、うちの母はもともとベッドフレームの上にせんべい布団を敷いて寝ていましたので。

超高密度のポケットコイルを、一般的なマットレスの約2倍(ダブルで1,734個)使用。体を面で支えるので底つき感が出にくく、腰の部分に硬めのコイルを置いた「センターハード構造」が、寝返りをそっと助けてくれます。
(出典:NELL公式サイト)。

母にNELLマットレスを贈った半年間の正直な感想は、高齢の親にNELLマットレスを贈った正直レビューに詳しくまとめました。「朝、起きるのが楽になった」と言ってくれたのが、何よりでした。

寝返りに特化したNELLマットレス

こちらも正直な注意点を。マットレスはコイルフトンと違い、床への直置きはカビの原因になるため、公式はすのこの上での使用をすすめています
どうしても床に直置きしたい場合は、月に2回ほど立てかけて風を通してください(出典:NELL公式FAQ)。

すのこベッドはこちらがおすすめです。
寝具ブランドとして知られるエムールの「折りたたみできる すのこベッド」は、
湿気に悩まないヒノキすのこ製です。

エムールの折りたたみできるすのこベッド

マットレスを敷いた状態で立ち座りしやすいように、床面高は約36㎝の設計となっています。

また、NELLマットレスもコイルフトンと同じように圧縮された箱で届きますが、けっこう重さがあります。
お値段はシングルで79,900円(税込・送料無料)。こちらも120日間フリートライアルと10年耐久保証つきです。

合わなくても120日間は全額返金。だから親にも安心してすすめられます

超高密度ポケットコイルで体圧を分散。しっかりした寝心地で、朝の腰のつらさを見直したい方へ。

NELL マットレスを公式サイトで見る

120日間フリートライアル/10年耐久保証つき

まとめると、床のまま使いたいならコイルフトン、ベッドにするならマットレス。どちらも120日間じっくり試せるので、親の暮らしに合うほうを選んであげてください。

買う前の不安を先に知っておきたい方は、NELLマットレスの悪い口コミは本当?もどうぞ。良い声も悪い声も、正直にまとめています。

せんべい布団のよくある質問

フローリングにせんべい布団を直接敷いても大丈夫?

底つきで体が痛くなりやすく、湿気がこもってカビも出やすくなります。最低でも、すのこや厚めの敷きパッドを一枚はさむのがおすすめです。

床に敷いたまま使えて、腰にやさしい寝具はある?

あります。コイル入りの敷き布団(NELLコイルフトンなど)は、ベッドフレームなしで床や畳に直接敷けて、底つきしにくいのが特長です。折りたためて洗えるので、布団のスタイルを変えたくない高齢の親にも向いています。

若い人がせんべい布団で寝ても平気?

体力のある若い人は平気なこともあります。ただ、腰痛持ちの方や高齢の方は負担が大きいので、無理をしないほうが安心です。

敷布団は何年くらいで替えるもの?

一般的には3〜5年が替えどきの目安と言われます。ただ、干してもすぐへたるようなら、年数に関わらず見直しどきです。

まとめ

せんべい布団で寝ると腰が痛くなるのは、「布団が薄くなって、クッションの役目を果たせていない」のが原因でした。まずは干す・重ねるで対処して、それでも毎朝つらい・起き上がりにくいなら、それが買い替えのサインです。

買い替えるなら、床のまま使いたい親にはコイル入りの敷き布団「NELLコイルフトン」、ベッドにするなら「NELLマットレス」。どちらも体圧分散・寝返りのしやすさ・120日試せる安心がそろっていて、うちにとってのひとつの答えでした。せんべい布団の底つきから、そろそろ卒業させてあげませんか。

ただし、痛みやしびれが強い・長く続くときは、寝具のせいと決めつけず、医療機関にご相談くださいね。

合わなくても120日間は全額返金。だから親にも安心してすすめられます

超高密度ポケットコイルで体圧を分散。しっかりした寝心地で、朝の腰のつらさを見直したい方へ。

NELL マットレスを公式サイトで見る

120日間フリートライアル/10年耐久保証つき

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この記事を書いた人:ロック

 高齢の親を含め、身近に高齢者が多い環境で生活しています。
 数十年にわたり雑貨の卸売業に携わり、品質・安全性・使いやすさの視点で商品を見てきました。
別事業として古物営業法に基づく古物商許可(公安委員会の許可)も保有し、中古品の売買・流通にも従事しています。
 家族の実体験と公的・医療情報を参考にしながら、高齢者の暮らしに役立つ情報を発信しています。
 ※医療行為の代替を目的とした情報ではありません。

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