離れて暮らす親が心配…見守りサービス4社を公式情報で比較【2026年版】

※本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。料金・サービス内容は2026年6月時点で各社公式サイトから確認した内容ですが、最新情報・適用条件は必ず各社公式サイトでご確認のうえご契約ください。

和室で穏やかに過ごす70代の母と、離れた自宅でスマホの見守りアプリを確認して安心する50代の娘

「離れて暮らしている親が、ちゃんと毎日無事に過ごしているだろうか」――この不安、40〜60代になると本当に頭から離れませんよね。

私自身、田舎で一人暮らしをしている母のことが毎年気になっています。夏は熱中症、冬はヒートショック、年間を通じては転倒や急な体調不良…。「あのとき備えておけば」と後悔したくないと思いつつ、何から手を付ければいいか分からないまま月日が過ぎてしまう、そんな方も多いはずです。

日曜雑貨の卸売業を30年やってきた中で、シニア世代のお客様や取引先の方々から「親の見守り」にまつわる話を本当に多く伺ってきました。共通しているのは「気付いたときには手遅れだった」という後悔です。

この記事では、離れて暮らす高齢の親が心配な40〜60代の方に向けて、年間を通じて備えるべき3つのリスクと、各社の公式サイトで確認した内容に基づく見守りサービス4社の比較をお伝えします。

離れて暮らす親に年間を通じて起こりうる3つのリスク

離れて暮らす高齢の親を心配する50代女性が、温かみのあるキッチンでスマートフォンを見つめる水彩風イラスト

リスク1:熱中症と脱水(5月〜9月に集中)

厚生労働省の啓発資料によると、熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。さらに5月から救急搬送が発生し始め、梅雨明け後に一気に急増します。

熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能やからだの調整機能も低下しているので、注意が必要です。

出典:厚生労働省「熱中症を防ぎましょう」

高齢の親は「クーラーは身体に悪い」「電気代がもったいない」とエアコンを点けたがらない傾向があります。私の母も例外ではなく、何度言っても「窓開けて扇風機で十分」と言い張ります。「平気」という言葉は信用できないと心しておくことが第一歩です。

👉 高齢者の熱中症リスクと具体的な室内対策の詳細は、別記事「高齢者の熱中症予防!室内でも危険な5月の対策法」で詳しく解説しています。

リスク2:転倒・骨折・体調急変

厚生労働省「国民生活基礎調査」では、65歳以上の要介護になった原因として「骨折・転倒」が常に上位に挙がります。家の中での転倒が、寝たきりや介護生活の入り口になってしまうケースは本当に多いです。

特に夜中のトイレや、浴室・玄関の段差は要注意。離れて暮らしていると、転んだことすら本人が言わない(心配かけたくない/気付かれたくない)ことが普通にあります。「異変を早く知る仕組み」が命綱です。

👉 転倒予防の具体策(家の中の段差対策・夜中のトイレ動線など)は、別記事「高齢の親の転倒が怖い!今日からできる転倒予防の全対策」で詳しく解説しています。

リスク3:日々の生活サインの変化

「電話に出ない日が増えた」「同じ買い物ばかりになっている」――こうした小さなサインに気付けるかどうかが分かれ目になります。離れて暮らしているからこそ、第三者の目を借りる仕組みが必要なのです。

離れて暮らす親の見守りサービスは大きく3タイプ

駆けつけ型・オーダーメイド介護型・IoT見守り型の3タイプを表現した水彩風ミニマルイラスト

各社の公式サイトを確認すると、見守り関連サービスは大きく3つのタイプに分けられます。

タイプA:警備会社の駆けつけ型(ALSOK/セコム)

緊急ボタンや非常ボタンを押すと、警備会社のセンターに信号が送られ、必要に応じて警備員が駆けつけてくれるサービス。「もしものとき確実に誰かが来る」という保証が最大の強みです。

タイプB:オーダーメイド介護サービス(イチロウ)

介護保険外で、必要なときだけ1回2時間からプロの介護士に来てもらえる自費サービス。通院付き添いや家事代行など、その時必要なサポートだけを頼める柔軟さが特徴です。

タイプC:IoT見守り型(ソニーMANOMA)

カメラやセンサーを設置し、スマホで親の様子を確認したり、生活リズムを「見える化」するサービス。月額が比較的抑えられ、駆けつけサービスとは性質が異なる「日々の状況把握」が中心です。

主要4社の見守りサービス比較表(2026年6月時点・公式情報)

サービス タイプ 月額(公式) 初期費用(公式)
HOME ALSOK
みまもりサポート
駆けつけ型 1,870円(税込)
※お買い上げプラン
機器費57,200円
+設置費13,365円(税込)
※レンタルプランあり
セコム・
ホームセキュリティ
駆けつけ型 5,170円(税込)
※買取プラン
買取システム料金
474,760円(税込)
※レンタルプランあり
イチロウ オーダーメイド介護 関東:2,900円/時間(税抜)
愛知:2,800円/時間(税抜)
※利用時間に応じて
0円
ソニーMANOMA
親の見守りセット
IoT見守り 初月1,650円
2か月目以降
3,278円/月
1,100円割引
キャンペーン適用時
※料金は2026年6月時点で各社公式サイトに記載のあった内容。設置状況・地域・適用キャンペーンにより異なります。最新情報・正確な見積もりは必ず各社公式サイト(資料請求・問い合わせ)でご確認ください。

駆けつけ有無&特に向く方の早見表

料金だけでなく「もしものとき駆けつけてくれるか」「日々の状況把握中心か」もサービス選びの大きな分かれ目です。下の表で自分の家庭に必要な機能を整理してみてください。

サービス 駆けつけ 特に向く方
HOME ALSOK
みまもりサポート
あり
(ガードセンターから
必要に応じて駆けつけ)
もしものとき確実に
人が来てほしい方
セコム・
ホームセキュリティ
あり
(緊急対処員に急行を指示)
家全体の防犯と
非常通報を一括したい方
イチロウ なし
(予約制のオーダーメイド介護)
必要なときだけプロの
介護を依頼したい方
ソニーMANOMA
親の見守りセット
なし
(IoTで状況把握が主軸)
日々の生活リズム
把握から始めたい方

※「特に向く方」は各社の公式サイトに記載されたサービス特性に基づき整理したものです。実際の適合性は資料請求や問い合わせで詳細をご確認ください。

【駆けつけ型①】ALSOK「HOME ALSOK みまもりサポート」

「相談ボタン」と「緊急ボタン」のついた本体機器

ALSOK公式サイトによると、「HOME ALSOK みまもりサポート」は「いつも」と「もしも」の2つの安心がコンセプト。本体機器に「相談ボタン」と「緊急ボタン」がついていて、用途によって使い分けます。

  • 相談ボタン:ヘルスケアセンターにつながり、看護資格を持つスタッフに体調や健康の相談ができます。
  • 緊急ボタン:ガードセンターに通報され、必要に応じて連絡・通報、または駆けつけ対応が行われます。

料金(公式・お買い上げプランの場合)

月額1,870円(税込)。初期費用は機器費57,200円+設置費13,365円(税込)。「機器をレンタルするプランもございます」と公式に記載があり、月々の負担を抑えたい方には別プランの選択肢があります。設置機器の個数・建物構造・設置状況によって料金は異なるため、まずは無料の資料請求で具体的な見積もりを取るのが確実です。

「もしものとき確実に駆けつけてくれる」という保証は、家族の眠りを深くしてくれます。

▶ HOME ALSOK みまもりサポートの資料を請求する(無料)

ALSOK株式会社の高齢者向け見守りサービス。WEBから無料で資料請求できます。

ALSOKの見守りサービス公式サイトを見る >

【駆けつけ型②】セコム・ホームセキュリティ

早見表でもお伝えした通り、セコム・ホームセキュリティは「非常ボタン」単体ではなく、空き巣などへの侵入対策・火災監視・非常通報を家全体でまとめて備えたい家庭に向いています。高齢の親が一人暮らしの家でも、家自体のリスクを総合的に下げたい場合に強みを発揮します。

家全体のセキュリティ+非常通報サービス

セコム公式サイトによると、「セコム・ホームセキュリティ」は家族の「安全・安心」を見守るサービスで、提供されるのは次の4つの柱です。

  • 外出時の防犯(侵入を感知すると異常信号をセコムに送信)
  • 在宅時の防犯(就寝時も含めた異常感知)
  • 火災監視サービス(火災センサー)
  • 非常通報サービス(非常ボタンでセコムに通報)

高齢者の親に「もしものとき押すボタン」を持たせたい場合、標準で非常ボタンが設置されるのは大きな安心材料。スマホアプリで離れた場所からセキュリティ状況を確認したり、ご家族の帰宅をプッシュ通知で受け取ることもできます。

料金(公式・買取プランの場合)

月額4,700円(税込5,170円)。初期費用は買取システム料金431,600円(税込474,760円)。機器は10年間無料保証(有償となる場合あり)。月々のお支払いを抑えたい方向けにレンタルプランも用意されています

※設置機器の個数・建物構造・設置状況によって料金は異なるため、見積もり依頼または資料請求が前提です。

▶ セコム・ホームセキュリティの資料を請求する(無料)

業界大手のセコム。資料請求・見積もり依頼どちらも無料で公式サイトから申し込めます。

選ぶなら、セコム・ホームセキュリティ >

【オーダーメイド介護型】イチロウ(24時間365日対応)

1回2時間から、必要なときだけプロの介護士に来てもらえる

イチロウ公式サイトによると、イチロウは「オーダーメイドの介護サービス」で、介護保険外の自費サービス。次のような特徴があります。

  • 1回2時間から、最短当日対応
  • 24時間365日対応
  • 寝たきり・認知症など、介護度を問わず長時間サポートにも対応
  • 独自のマッチングシステムで、相性に配慮した介護士が担当

外出・通院の付き添いから家事代行まで

公式に明記されている対応範囲(例:外出・通院の付き添い)には、外出/散歩/買い物の付き添い、移動手段の手配、ご自宅への送り迎え、病院内の介助、診察の立ち合い(医師とのやりとりの記録)、料金の支払い(立替可能)、薬の受け取りなど、家族が「ここだけは助けてほしい」というシーンに細かく対応できる内容になっています。

料金(公式)

初期費用は0円。1時間あたりの料金は地域によって異なり、公式サイトには以下が記載されています。

  • 関東(一都三県):2,900円(税抜)/1時間、別途その他交通費600円/1回
  • 愛知県:2,800円(税抜)/1時間

※他地域の料金や、長時間利用・夜間利用の詳細は公式サイトの相談窓口(WEB・電話 受付09:00〜18:00 毎日)でご確認ください。

▶ イチロウに無料で相談する

24時間365日対応・通院付き添いや家事代行などオーダーメイド。WEB相談・電話相談どちらも無料です。

オーダーメイドの介護サービス イチロウ >

【IoT見守り型】ソニーMANOMA(マノマ)「親の見守りセット」

カメラと開閉センサーで生活リズムを「見える化」

ソニーMANOMA公式サイトの「親の見守りセット」紹介ページによると、本セットの見守りポイントは以下の通りです。

  • 会話もできる見守りカメラ:いつでもつながる安心感
  • 開閉センサー:扉の開け閉めから生活リズムを見える化
  • インターネット環境も同時提供:別途回線契約が不要
  • 電話サポート付き

駆けつけサービスとは性質が異なり、「今日も動いている」「夜間の生活リズムに変化はないか」といった日々の状況把握が主な用途です。スマホアプリで離れた親の様子をいつでも確認できます。

料金(公式・キャンペーン適用時)

初月1,650円/2か月目以降3,278円/月。電話サポートつきで初期費用1,100円割引キャンペーン、違約金なし。月々の負担を抑えながら見守りを始めたい方に向いた料金設計です。

▶ ソニーMANOMA「親の見守りセット」を見る

ソニーのスマートホームサービス。資料請求は無料、月額3,278円から始められます。

MANOMA(マノマ)「親の見守りセット」公式サイト >

👉 6月の梅雨時期は転倒や体調変化のリスクも上がります。あわせて「親の家の梅雨対策。高齢者の体調と転倒を守る便利グッズ5選」もご覧ください。

夏場(5月〜9月)は見守りサービスに熱中症対策を上乗せする

エアコンが稼働する快適な和室リビングで、コップの水を飲んで熱中症対策をする70代女性の水彩風イラスト

家電・温湿度計の合わせ技で守る

見守りサービスを導入していても、夏の熱中症対策は別途上乗せが必要です。私の経験上、効果が高いのは次の3つです。

  • 温湿度計を親の見えるところに置く:危険レベルが赤く光るタイプがおすすめ。
  • エアコンの遠隔操作・自動運転:スマートリモコンなどで離れた場所からエアコンをONできる仕組み。
  • 水分摂取の声かけ:見守りカメラやスマートスピーカーで毎日決まった時間に促す。

厚生労働省は高齢者向けに「1日あたり1.2リットルを目安に」水分摂取を呼びかけています。食事に含まれる水分とは別の、コップで飲む水やお茶の量です。

「もったいない」より「命を守る」が優先

「クーラーは身体に悪い」という親世代の思い込みは、なかなか変わりません。けれど、室内熱中症の多くは、エアコンを点けていない・設定温度が高すぎる部屋で起きています。家族から繰り返し伝え、見守りサービスで状況把握も組み合わせて、命を守りましょう。

離れて暮らす親の見守りサービスQ&A

Q1:複数のサービスを併用してもいいですか?

はい、例えば「IoTで普段の様子を見守りつつ、緊急時は警備会社の駆けつけサービスを使う」など、性質の異なるサービスを組み合わせることは選択肢として有効です。ただし月額が重なるため、まずは各社の資料を取り寄せて、優先したい目的を整理してから検討するのがおすすめです。

Q2:親が「監視されているようで嫌だ」と拒否したら?

カメラに抵抗があっても、緊急ボタンや開閉センサーなら受け入れてもらえるケースが多いです。最初から完璧を目指さず、まず1つだけ導入することをおすすめします。私の母も、最初は「いらない」と言っていた緊急ボタンを、結局は持ち歩いています。

Q3:料金は具体的にいくらかかりますか?

本記事の比較表に2026年6月時点の公式記載料金をまとめましたが、設置状況・地域・キャンペーン適用条件で実際の金額は変わります。各社とも資料請求や見積もりは無料なので、まずは1〜2社に絞って具体的な見積もりを取るのが確実です。

Q4:いつから始めるのがベスト?

結論から言うと、「親が元気なうちが一番」です。倒れてから探し始めるのは精神的にきつく、判断もブレやすい。元気なうちに資料を取り寄せ、親と話し合いながら少しずつ準備するのが理想です。「今すぐ契約」ではなく「今すぐ資料請求」から始めれば十分です。

まとめ:今日できる最初の一歩は「無料の資料請求」

50代の娘と70代の母が畳の部屋で見守りサービスの資料を一緒に見ながら微笑み合う水彩風イラスト

離れて暮らす高齢の親を守るためには、「年間を通じたリスク(熱中症・転倒・体調急変)」に対応できる仕組みを、元気なうちから準備しておくことが何より大切です。

本記事で紹介したサービスはどれも特徴が異なり、「駆けつけが必要なのか」「日々の様子を把握したいのか」「必要なときだけ介護士に来てほしいのか」で選ぶサービスが変わります。

まずは気になる1〜2社の資料を無料で取り寄せて、家に届いた資料を親と一緒に眺めてみてください。「うちはどうしようか」という会話が自然に生まれます。それが後悔しない見守りのスタートになります。

▶ まずは無料の資料請求から始める

ALSOKの高齢者向け見守りサービス。資料請求はWEBから無料で申し込めます。

HOME ALSOK みまもりサポートの資料を請求する(無料) >

ロックのプロフィール画像

この記事を書いた人:ロック

 高齢の親を含め、身近に高齢者が多い環境で生活しています。
 数十年にわたり雑貨の卸売業に携わり、品質・安全性・使いやすさの視点で商品を見てきました。
別事業として古物商許可(中古品流通の国家認可)も保有し、中古品の売買・流通にも従事しています。
 家族の実体験と公的・医療情報を参考にしながら、高齢者の暮らしに役立つ情報を発信しています。
 ※医療行為の代替を目的とした情報ではありません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました