※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。
・セコムの高齢者向け見守りの中心は「親の見守りプラン」。握るだけの救急通報+動きがないと自動通報+防犯・火災まで一式で、異常があればセコムが駆けつける(公式)
・料金はレンタルで月額5,610円・工事料54,890円・保証金20,000円。買い取りは月額3,630円・システム料金284,680円(いずれも税込・公式のプラン例)
・口コミで評価されるのは「転んで助けを呼んだら10分かからず来た」という体験(一例。到着時間は住所しだい)。気になる点は「5年契約」「機器の操作」「鍵の扱い」
・機器の数や家の構造で金額は変わる。確定させるには、無料の資料請求から見積りを頼んで親の家の条件で聞くのがいちばん確実

夜、親の家に電話をかけて、出ない。
「お風呂かな」と思いながら、頭の片隅では別の場面を想像してしまう。
そんな夜を何度か過ごすと、見守りサービスを調べ始めることになります。
セコムの見守りサービスは、その中でもよく名前が挙がるもののひとつです。
ただ、名前は知っていても、口コミや評判、実際の料金、5年契約の中身、途中でやめられるのか——調べ始めると分からないことが次々に出てきます。
この記事は、セコム公式サイトの記載と、公開されている口コミを一つずつ確かめて書きました。
公式に書いてあることと書いていないことを分け、口コミは出典を示して整理しています。
内閣府の「令和7年版高齢社会白書」によると、65歳以上の一人暮らしの割合は令和2年で男性15.0%、女性22.1%。
令和32年(2050年)には男性26.1%、女性29.3%になる見込みです(内閣府 高齢社会白書 第1節 高齢化の状況(3))。
親が一人で暮らす時間は、これからもっと長くなります。

父の家にも何か付けたいんだけど、セコムって高そうで、最初から候補から外してたんだよね。

僕も同じイメージだった。
義父が玄関で転んで救急車を呼んだとき、電話したのは義母で、家にボタンの類は何もなかったんだ。
あれが一人のときだったら——と思ってから、握るだけで通報できる仕組みの値段を、初めてまじめに見たよ。
玄関で転んだときの話と、そのあと家で何を変えたかは、転倒して起き上がれないときの記事に書いています。
ここからは、セコムの見守りサービスそのものを見ていきます。
セコム 見守りサービスとは?親の見守りプランの仕組みと4つの選択肢

まず整理しておきたいのは、「セコムの見守り」と一口に言っても、中身が一つではないことです。
公式サイトの見守りサービス一覧を見ると、高齢の親向けには大きく4つの選択肢があります。
セコムの高齢者向け見守り 4つの選択肢(公式の案内を図にしたもの)
① 親の見守りプラン
家に機器を置く。握るだけの救急通報・動きがないと自動通報・防犯・火災。異常があればセコムが駆けつけ。この記事の主役
② セコムみまもりホン2
携帯型。ストラップを引っ張るだけで通報。外出先でも駆けつけ(有料)。月額2,750円・初期費用11,000円(税込・公式)。外で倒れる心配が強い人向け
③ まごチャンネル with SECOM
生活音と明るさから就寝・起床を家族のスマホに通知。駆けつけまでは要らない段階向け
④ ココセコム
GPS端末。居場所の確認と、要請に応じた駆けつけ。徘徊の心配がある人向け
※セコム公式「親の見守りプラン」ページの「その他の見守りサービスを探す」より(2026年9月時点)
家の中で倒れたときに人が来てほしい、という悩みに対する答えが①の「親の見守りプラン」です。
正式には「セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)」といい、家を守るホームセキュリティに、高齢の親向けの2つのサービスを組み込んだパッケージです。
この記事では、この①を中心に見ていきます。
その前に一つだけ。親の住む役所に高齢者向けの緊急通報システムがあるかを先に聞いておくと、回り道がありません(対象や費用は自治体で違います)。
親の見守りプランに入っている5つの見守り
公式サイトには「5つの特長」として、次の内容が書かれています。
- 救急通報(室内のみ):ペンダント型の救急通報ボタン「マイドクター」を握るだけでセコムに信号が届く。24時間365日、自宅へセコムが駆けつける。必要に応じて、登録した緊急連絡先にも連絡
- 安否みまもり:トイレなど必ず通る場所にセンサーを置き、一定時間動きがないと異常信号が自動で送られる。本人がボタンを押せずに倒れていても気づける仕組み
- 非常ボタン:不審な訪問者や物音が怖いとき、ボタンを押すだけで通報。押し込み強盗対策にも
- 火災の監視:火災を感知するとセコムに異常信号。必要に応じて119番通報も行う
- 空き巣対策:扉と窓のセンサーが開閉を感知してセコムに信号
これに加えて、24時間セコムの看護師に電話で健康相談ができること、家族側のスマホで親の様子を見られる「いつでもみまもり」アプリが使えることも、公式に書かれています。
公式ページに挙げられているのは「在宅か外出か」「生活リズムや活動量」「機器の操作状況」の3つです。
在宅か外出かは、警備モードがセットされたかどうかで判断する仕組みです。
つまり、セコムの親の見守りプランは「見守り機器」ではなく、「家ごと守る仕組みに見守りが乗っている」形です。
ここが、通報に絞った他社サービスとの一番の違いになります。
2社以上を横に並べて見たい方は、離れて暮らす親の見守りサービス4社比較にまとめています。
セコム 見守りサービスの口コミ・評判|公式の声と相談内容から分かること

先にお伝えしておくと、セコムの見守りサービスそのものの口コミは、ネット上にそれほど多くありません。
「セコムの口コミ」として出てくるものの多くは、ホームセキュリティ全体の評価で、高齢の親の見守りに使った人の声は限られます。
そこで、公式の「お客さまの声」、Yahoo!知恵袋の相談、noteの体験記から、見守りに関係する部分だけを拾いました。
「転んで助けを呼んだら、10分かからず来た」という声
Yahoo!知恵袋に、初期の認知症がある母親の見守りでセコムかアルソックか迷っている相談があります(2023年12月4日)。
ベストアンサーの回答者は、叔母と義母がセコムを使っていたそうです。
転倒して助けを呼んだあと、10分かからずに駆けつけがあり、救急車の手配から家族への連絡まで対応が早かった、と書かれています。
同じ回答に、気になる点も正直に書かれていました。
操作はけっこう難しく、うっかりドアを開けるとアラームが鳴る。
認知症を発症してから導入した叔母は操作ができなくなり、誤操作が続いて家族が疲れ、解約したそうです。
「早い段階で導入して慣れていれば大丈夫だったかもしれない」という一文が、この相談の要点だと思います。
「首から下げるボタンは邪魔で、ほとんど使っていない」という声
もう一つの知恵袋の相談(2019年1月13日・当時の仕様にもとづく内容です)は、大手3社に電話で見守りサービスを聞き比べた人のものです。
ベストアンサーは、80歳で一人暮らしの母親のためにセコムを選んだ人からでした。
トイレ前の人感センサーで安否を確認する仕組みを評価する一方、首から下げる通報ボタンは母親が「邪魔で気になる」と言って、ほとんど使っていないそうです。
ボタンを身につけてもらえるかどうかは、契約前に親本人に聞いておきたい点です。
この相談には、もう一つ大事な情報があります。
質問者が3社に問い合わせたところ、いずれも「自宅の鍵を渡す必要がある」と説明されたそうです。
鍵の扱いについては、契約の章で改めて触れます。
導入した家族のnote|認知症のある母と「安否みまもり」
noteには、軽い認知症のある一人暮らしの母親の家に親の見守りプランを入れた人の記録があります(2025年10月8日・10月26日)。
一番頼りにしているのは「安否みまもり」で、生活動線のセンサーが一定時間反応しないとセコムが本人に電話し、応答がなければ駆けつける流れだと書かれています。
見守りカメラと違ってプライバシーがある程度守られ、家族は遠くからログを見られる点を「気楽でいい」と評価していました。
一方で、夜に警備をセットして朝に解除する操作は、最初は2日に1回の成功率。
1か月後には「週に1〜2回の操作忘れはあるが、セコムが出動するような誤操作はない」と書かれています。
「認知症だから」と勧めるより「最近は物騒だから」と話を持っていったほうが受け入れられやすかった、という一文は、親に切り出すときの参考になります。
公式「お客さまの声」に出てくる評判
セコム公式サイトの「お客さまのご意見・評判」には、契約者の推奨コメントが並んでいます。
見守りに関係するものを拾うと、「安否確認の項目があったことがきっかけだった」「朝起きて在宅のボタンを押し忘れることが時々ある」「高齢者なので操作を覚えるのが一苦労」「営業の人も工事の人も親切で、何度も来てくれた」といった声がありました。
公式に載る声なので良い評価が中心ですが、操作の覚えにくさは公式の声にも出ている、という点は押さえておきたいところです。
口コミを通して見えるのは、次の3点です。
- 評価されているのは「押したら人が来た」「動きがなければ気づいてくれる」という実際の対応
- つまずくのは、警備のセット・解除という毎日の操作。認知症が進んでからの導入は難しかった例がある
- ペンダントを身につけるかどうかは親しだい。「置いておく」使い方も含めて本人と相談する
セコムの高齢者見守り 料金|親の見守りプランのレンタルと買い取り

料金は、公式サイトの「プラン別価格・費用比較一覧」に親の見守りプランの例が載っています(2026年9月時点・税込)。
機器をレンタルするか買い取るかで、初期費用と月額が変わります。
| プラン | 月額料金 | 初期費用 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 機器レンタル | 5,610円 | 工事料54,890円+保証金20,000円 | 保証金は非課税。契約満了時に返却。修理・電池交換は無料 |
| 機器お買い取り | 3,630円 | 買取システム料金284,680円 | 取付工事料を含む。修理はオンライン契約中10年間無料 |
出典:セコム公式「プラン別価格・費用比較一覧」親の見守りプラン(セコム・ホームセキュリティ スマートNEO)の例。契約は当初5年間、以降1年ごとの更新。機器の種類・個数・建物構造で金額は変わる。
この月額に、防犯・火災監視・非常通報の基本サービスと、救急通報・安否みまもりの2つが含まれています。
公式によると、パックに含まれる機器は、操作機器のホームコントローラー1台、救急通報ボタン(マイドクター)1個、火災センサー1個、扉・窓センサー1個、空間センサー2個(戸建てはフラッシュライト1個も)。
この範囲内なら機器の数にかかわらず月額は一律で、超える分やオプション機器は追加料金です。
5年間の総額を計算すると、レンタルのほうが安い
月額だけ見ると買い取りが約2,000円安いので、「長く使うなら買い取り」と思いがちです。
最初の契約期間である5年で、公式の例の金額を単純に足してみます(筆者計算・税込・保証金は返却されるので除く)。
レンタルか買い取りか|5年間の総額(筆者計算)
機器レンタル
5,610円×60か月=336,600円
+工事料54,890円
5年で約39.1万円
機器お買い取り
3,630円×60か月=217,800円
+システム料金284,680円
5年で約50.2万円
※月額の差1,980円で初期費用の差229,790円を埋めるには約116か月=9年半以上かかる計算。公式も「約9割のお客さまがレンタルを選択」(2024年度新規契約実績)と案内している。なお、レンタルは契約時に保証金20,000円も預けるので、初期にいる現金は74,890円と見ておく(20,000円は満了時に戻る)
80代・90代の親の家に付けるなら、10年先まで同じ家で使う前提は置きにくいものです。
初期費用が軽く、施設入所や引っ越しにも動きやすいレンタルを基本に考え、買い取りは「10年以上使う見込みがはっきりしている」ときの選択肢、と見ておくのが公式の数字に沿った読み方だと思います。
誰が払うかは、家庭によって違います。
親本人が払う家もあれば、子どもが払う家も、きょうだいで分ける家もあります。
決める前にはっきりさせたいのは「毎月いくらか」より「うちの親の家だと、初期費用を含めていくらになるか」のほうです。
公式の例は標準的な機器構成での金額なので、親の家に当てはめた金額は見積りでしか分かりません。
5年未満でやめたときの負担は、このあとの契約の章で整理します。
私たち夫婦も、親たちの家について、子どもの側で検討を始めたところです。
親たちはまだ「今のところは要らない」と言っています。
それでも先に調べておくのは、必要になったときに慌てて決めたくないからです。
そのときに見ているのは、月額の数字そのものより、途中でやめたときにいくら残るのか、親が毎日の操作を続けられるのか、という2点です。
▶ 親の家の条件で、料金と工事料の目安を確かめる(無料)
月額と初期費用の目安はこの記事の表のとおりですが、機器の数・家の構造・戸建てかマンションかで金額は変わります。セコム公式の資料請求は無料で、見積りの依頼もここから頼めます。「まだ決めていない」段階でも、金額を確定させるには、これがいちばんの近道です。
セコム 見守りペンダント「マイドクター」の料金と使い方|握るだけ・防水・追加

親の見守りプランの中で、一番質問が多いのがペンダント型の救急通報ボタン「マイドクター」です。
公式の説明をまとめると、次のとおりです。
- 操作:ペンダントを軽く握るだけで、自動的にセコムに信号が送られる。苦しいときに胸元をつかむ手の動きに合わせて、首から下げて胸元で握れる形にしてある(公式FAQ)
- 通報後:緊急対処員が駆けつけ、必要に応じて119番通報。登録した緊急連絡先への連絡も行う
- 防水:入浴中の急変に備えて防水加工があり、浴室などでも使える。ただし湯船にはつけられない(公式FAQ)
- 料金:親の見守りプランのパックに1個含まれる。追加や2個目の料金は公式ページに記載がなく、見積りで確認する項目
- ペンダントだけ契約できる?:公式の見守りサービス一覧に、家の機器なしでマイドクターだけを使うサービスは見当たらない。家の外でも使える携帯型なら別商品の「セコムみまもりホン2」があり、月額2,750円・初期費用11,000円、駆けつけは1回11,000円(1時間まで)と公式に書かれている(いずれも税込)
東京消防庁の救急搬送データ(令和6年中)では、高齢者が住宅内で「ころぶ」事故の発生場所は1位が居室・寝室、2位が玄関・勝手口等でした(東京消防庁「救急搬送データからみる高齢者の事故」)。
寝室で夜中に倒れたとき、玄関で転んだとき、ペンダントが手の届くところにあるか。
身につけるのを嫌がる親なら、寝室とトイレ、脱衣所に「置いておく」使い方ができるか。
ここは資料請求のあとの見積りで、親の家の間取りを見ながら聞くのが確実です。
ボタンを押せない場面は「安否みまもり」が受け持つ
ペンダントでも埋められないのが、意識を失ってボタンを握れない場面です。
そこを受け持つのが安否みまもりサービスで、公式によると、必ず通る場所のセンサーが一定時間反応しないと異常と判断し、自動で信号を送ります。
異常時は状況に応じて緊急対処員が急行するか、確認のうえ消防へ通報する、と公式FAQにあります。
親の見守りプランには最初からこの2つが入っているので、「押せる場面」と「押せない場面」の両方に備えた形になっています。
誤操作の心配については、公式FAQに「異常を感知した際はホームコントローラーから音声で警告し、コントロールセンターから状況確認の電話をする」「誤操作で緊急対処員が出動しても無料」と明記されています。
間違えて握っても追加料金はかからない、と分かっているだけで、親も遠慮なく身につけやすくなります。
セコム 見守りサービスの契約期間・解約・駆けつけ範囲|申し込む前に確認したいこと

子どもの側で検討を始めた私たちが一番気になったのは、5年契約の途中でやめたときにどうなるかでした。
公式FAQの記載を、そのまま整理します。
- 契約期間:当初5年、そのあと1年ごとの自動更新。更新に手続きや手数料はない
- 満了で解約するとき:3か月前までに文書で申し入れる。解約金は不要で、保証金も返ってくる
- 5年未満で途中解約するとき:解約金と保証金の合計額を負担する(金額の目安は公式に記載なし)
- 例外:特定商取引法にいう訪問販売で契約した場合は、途中解約でも解約金は不要で、保証金も返ってくる(公式FAQ)。自分の契約がこれに当たるかは契約書で確認する
80代・90代の親の家では、5年の間に施設に入る、入院が長引く、亡くなる、といったことが現実に起こります。
そのときに解約金がいくらになるのか、名義人が亡くなった場合の扱いはどうなるのか。
公式サイトに金額は書かれていないので、これは契約前に必ず聞いておく項目です。
鍵の預かり・賃貸・回線・工事
駆けつけの際に家に入るには、鍵の扱いが関わります。
親の見守りプランのページと公式FAQには、鍵の預かりについての記載が見当たりませんでした(2026年9月時点)。
一方、先ほどの知恵袋の相談では、3社とも「自宅の鍵を渡す必要がある」と説明されたとあります。
預けるのか、預けないなら駆けつけたときにどうするのか、保管の方法はどうなっているのか——見積りのときに聞いて、納得してから決めるところです。
そのほか、公式FAQで確認できたことをまとめます。
- 賃貸:ワイヤレス式センサーで賃貸住宅でも導入できる。事前に貸主(管理会社・大家)に相談する
- 回線:最新の機器は無線通信装置を使うので、親の家に電話回線やインターネット回線がなくても利用できる
- 工事:契約から1週間程度で工事。取り付けは通常1日で終わり、その場で操作説明がある
- 駆けつけ:全国約2,500か所の拠点から緊急対処員が向かう。到着の目安時間は公式に記載がなく、親の家の住所で聞く項目
- 補償:万一の被害には現金・貴金属50万円、家財200万円までの盗難保険と、10万円単位で100万円までの災害見舞金が自動で付く(免責など条件あり)
見積りで聞く4つの質問
- 親の家の住所だと、駆けつけの目安は何分か
- 5年未満で解約したとき、解約金はいくらになるか。名義人が亡くなった場合はどうなるか
- 鍵は預けるのか。預けるなら、どう保管されるのか
- ペンダントを2個以上にするといくらか。親の家の機器構成だと初期費用と月額はいくらになるか
▶ 5年契約・解約金・鍵の扱いを、見積りで聞いてから決める
公式サイトに書かれているのはここまでです。途中解約の金額、鍵の扱い、親の家への到着の目安は、公式の資料請求から見積り・訪問を頼むと確認できます。公式サイトによると、親との相談にセコムのスタッフが同席することもでき、デモ機器を持ってきて契約前に触らせてもらうこともできます(一部地域を除く)。
セコムの高齢者見守りとアルソックの違い|向いている家庭・向かない家庭


で、結局セコムとアルソック、どっちなの。
調べるほど分からなくなってきた。

公式を並べると、違いは「何が最初から入っているか」だけなんだよ。
うちは妻の両親も実家の父母も「今のところは要らない」って言ってる。
でも子どもの側の僕らは、少し検討し始めてるところでね。
選ぶなら、親が毎日の操作をできるかどうかを先に見るかな。
セコムを調べている方の多くは、アルソックも並べて見ているはずです。
両社の公式サイトの記載を、同じ項目で並べます。
| 項目 | セコム 親の見守りプラン | ALSOK みまもりサポート |
|---|---|---|
| 最初から入っているもの | 救急通報・安否みまもり・非常通報・火災監視・防犯(空き巣) | 緊急通報・相談ボタン。ペンダント・ライフリズム監視・火災はオプション |
| 月額(レンタル・税込) | 5,610円 | 2,838円(オプション別) |
| 初期費用(レンタル・税込) | 工事料54,890円+保証金20,000円(返却あり) | 13,365円(通報のみの標準構成。初期費用0円のプランもあり) |
| セコムに近い構成にしたとき(筆者計算) | 上の金額のまま(救急通報・安否みまもり・火災・防犯を含む) | 月額4,004円・初期18,645円(ペンダント・ライフリズム監視・火災をオプションで追加。空き巣などの防犯は含まない) |
| ペンダントの操作 | 握るだけ(防水・湯船は不可) | ボタンを押す |
| 契約期間 | 当初5年→1年ごと更新 | 当初5年→1年ごと更新 |
出典:セコム公式(2026年9月時点)/ALSOK公式(2026年9月時点・詳しくはALSOK みまもりサポートの記事)。いずれもプラン例で、機器構成により変わる。ALSOKは通報のみの標準構成の例なので、火災やライフリズム監視を足すと金額は上がる。「セコムに近い構成」の行は、ALSOK公式のオプション料金(レンタル:ペンダント月198円・ライフリズム監視月627円+工事5,280円・火災月341円)を筆者が足したもの。
表にすると、違いははっきりしています。
セコムは防犯・火災・見守りを一式で入れる代わりに月額が高め。
アルソックは通報に絞って安く始め、必要なものをオプションで足す形です。
どちらが良いかではなく、「親の家に何を求めるか」で分かれます。
ここで「毎日の操作」の中身を整理しておきます。
公式FAQによると、安否みまもりは自動で異常信号を送る仕組みで「親御さまは特に意識せずに日常生活を送ることができます」とあり、救急通報も握るだけです。
毎日の操作が要るのは防犯の部分で、外出時に警備をセットすると「外出セコム」モードになる、と公式に書かれています。
つまり、防犯の操作を忘れがちな親でも、倒れたときの通報と安否の見守りは動きます。
口コミの「操作が難しい」は、この警備のセット・解除のことだと読むと、向き不向きの判断がしやすくなります。
セコムの親の見守りプランが向いている家庭
- 倒れたときの通報だけでなく、空き巣や押し込み強盗、火の不始末まで一つの仕組みでカバーしたい
- 親がまだ元気で、警備のセット・解除という毎日の操作を覚えられる段階にある
- 家族のスマホで「在宅か外出か」「生活リズム」を見られる仕組みがほしい
- 親の家に電話回線やネット回線がない
火の不始末については、私の身内にも経験があります。
近くに住む80代の義母が、ガスの火をつけたままにしたことがあり、そのあと自動で火が消えるコンロに替えました。
その経緯は親のガスコンロ消し忘れ対策の記事に書いています。
火災センサーが最初から入っているセコムのプランは、こうした「火」の心配がある家庭ほど意味が出てきます。
向かない家庭・別の選択肢を先に見たい家庭
- 求めているのは「倒れたときに人が来ること」だけで、防犯や火災はいらない
- 認知症が進んでいて、毎日の操作が難しい(知恵袋の相談では、誤操作が続いて解約した例があった)
- 外出先で倒れる心配のほうが大きい(家の中限定のプランではなく、携帯型の「セコムみまもりホン2」が対象になる)
- まだ駆けつけまでは要らず、起きた・寝たが分かれば十分(公式は「まごチャンネル with SECOM」を案内している)
通報だけで十分で、月額を抑えて始めたい家庭なら、ALSOKのみまもりサポートが同じ「駆けつけ型」の選択肢になります。
料金・オプション・契約条件はALSOK みまもりサポートの口コミ・評判と料金で同じ形で調べています。
両方の資料を取り寄せて、親の家の住所で駆けつけの目安を聞き比べるのが、いちばん確実な決め方です。
通報に絞って月額を抑えたい方は、ALSOKの資料も無料で請求できます。
セコム 見守りサービスの資料請求から設置までの流れ

公式サイトの「導入までの流れ」は3ステップです。
親と離れて暮らす家族が動く前提で、順番に並べます。
申し込むまでの順番(公式「導入までの流れ」をもとに)
親に切り出すときは、noteの体験記にあった「最近は物騒だから」という入り方が参考になります。
「倒れたときのため」と言われると、親は自分が弱った前提で話をされているように感じます。
防犯の話として持ちかけ、救急通報と安否みまもりは「ついている機能」として伝えるほうが、受け入れられやすい家庭は多いと思います。
もう一つ、契約の前に一度、親の住む役所に高齢者向けの緊急通報システムがあるか聞いてみてください。
自治体によって、対象になる人や費用の条件は違います。
対象にならなければ、そこで初めて自分で契約する、という順番でも遅くありません。
▶ 親の家の住所で、駆けつけの目安と料金を聞く(無料)
この記事で分かるのは「公式のプラン例の料金」までです。親の家に当てはめた金額、駆けつけの目安時間、解約金と鍵の条件は、セコム公式の無料の資料請求から見積りを頼むと確認できます。決めるのはそのあとで大丈夫です。
セコム 見守りサービスの口コミでよくある質問
Q. セコムの見守りは高い?
公式のプラン例では、レンタルで月額5,610円(税込)です。
通報に絞った他社サービスより高めですが、防犯・火災監視・非常通報・救急通報・安否みまもりが一式で入った金額です。
親の家の機器構成で変わるので、正確な金額は見積りで確認してください。
Q. 親が機械が苦手でも使える?
公式FAQによると、訪問時にデモ機器を持ってきて、契約前に親が操作できるか確かめられます(一部地域を除く)。
口コミでは、毎日の警備のセット・解除に慣れるまで時間がかかった声と、認知症が進んでからの導入は難しかった声がありました。
元気なうちに始めて習慣にするほうが、うまくいっている印象です。
Q. 賃貸の親の家でも付けられる?
公式FAQによると、ワイヤレス式センサーで賃貸住宅でも導入できます。
事前に管理会社や大家に相談するように案内されています。
Q. 電話回線やインターネットがない家でも大丈夫?
公式FAQによると、最新の機器は無線通信装置を使うため、電話回線もインターネット回線も不要です。
回線を新しく引く費用を心配しなくてよいのは、親の家では大きな点です。
Q. みまもりホンと親の見守りプランはどう違う?
親の見守りプランは家に機器を置き、家の中での通報・見守り・防犯を受け持ちます。
セコムみまもりホン2は持ち歩く携帯型で、外出先でもストラップを引っ張れば通報でき、セコムが駆けつけます。
家の中が心配なら前者、外で倒れる心配が大きいなら後者、と公式は使い分けを案内しています。
Q. 間違えてボタンを握ったら料金がかかる?
公式FAQによると、誤操作で緊急対処員が出動しても無料です。
異常を感知するとコントロールセンターから確認の電話が入るので、間違いならそこで伝えれば済みます。
まとめ:セコムの見守りサービスは「家ごと守る」を買うサービス
セコムの親の見守りプランは、握るだけの救急通報と、動きがないと自動で気づく安否みまもりに、防犯と火災の監視まで一式で付いた「家ごと守る」サービスです。
その分、通報に絞った他社より月額は高く、契約は当初5年です。
- 料金の目安はレンタルで月額5,610円・工事料54,890円・保証金20,000円(返却あり)。5年で計算するとレンタルのほうが安い
- 口コミで評価されるのは「押したら人が来た」対応。つまずくのは毎日の操作。元気なうちの導入が向く
- 途中解約の金額・鍵の扱い・駆けつけの目安は公式サイトに載っていない。見積りで聞く4つの質問を持って行く
- 通報だけで十分ならアルソック、外出先が心配ならみまもりホン2、と選択肢を分けて考える
親の家に付けるかどうかは、資料を見て、親と話して、見積りを聞いてからで間に合います。
私たちも、まだその途中にいます。
今日できる一歩は、無料の資料請求で紙の資料を手元に置くことです。
それを親と一緒に眺めるところから、話は動き始めます。
アルソックとの違いはALSOK みまもりサポートの口コミ・評判と料金に、4社を横に並べた比較は離れて暮らす親の見守りサービス4社比較に書いています。
私の親たちの介護の全体像は親の介護ブログに記録しています。
参考にした資料
・セコム公式「セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)」(5つの特長・機器・導入の流れ・よくあるご質問・その他の見守りサービス)
・セコム公式「プラン別価格・費用比較一覧」(親の見守りプランの料金例・レンタルと買い取りの違い・保証金)
・セコム公式「よくあるご質問」(契約期間・解約・賃貸・回線)
・セコム公式「サービス内容」(駆けつけ・補償制度・看護師相談)
・セコム公式「お客さまのご意見・評判」
・内閣府「令和7年版高齢社会白書」第1節 高齢化の状況(3)(65歳以上の一人暮らしの割合)
・東京消防庁「救急搬送データからみる高齢者の事故」(令和6年中)
・Yahoo!知恵袋の相談(2023年12月4日/2019年1月13日)
・note「セコム『親の見守りプラン』導入その後」「同 導入1か月」(2025年10月8日/2025年10月26日)
