本記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、医療的な診断・治療を意図するものではありません。体調や持病に不安がある方は、必ず医師や管理栄養士などの専門家にご相談ください。

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高齢になると「喉の渇き」を感じにくくなると言われています。
気づかないうちに水分不足になり、暑い季節はもちろん、季節を問わずこまめな水分補給を心がけたいところです。
「健康で笑顔でいてほしい」と願う家族にとって、水分補給の工夫はとても大切なテーマです。
この記事では、高齢者が使いやすく、「水分補給グッズ」をご紹介します。
なぜ高齢者にとって水分補給が大切なのか
高齢者は体内の水分量が少なく、また加齢によって「喉の渇き」を感じにくくなる傾向があります。
そのため、自覚がないまま脱水になりやすく、特に下記のようなトラブルを引き起こすことも
- 頭痛やふらつき
- 熱中症
体の中の水分量は体温調節と深く関係していて、水分補給は生活の質を守ることにつながる可能性があります(効果には個人差があります)。
高齢者が水分補給グッズを選ぶときのポイント
握りやすさ・持ちやすさ
手の力が弱い方や関節に痛みがある方でも持ちやすい形状や素材を選びます。
飲み口の形状
広口タイプは洗いやすく、ストロー付きは姿勢を変えずに飲めるため便利です。
軽量設計
重さは500ml程度でも持ち上げやすい軽量タイプがおすすめです。
安全性
割れにくい素材や、熱い飲み物を入れてもやけどしにくい構造を選びます。
おすすめの高齢者向け水分補給グッズ
ストロー付きマグカップ
姿勢を変えずに飲め、誤嚥リスクがある方にも対応した製品があります。嚥下機能に不安がある場合は、嚥下調整対応の製品を選びましょう。
こちらは松本義肢製作所の誤嚥無門という商品です。
アゴをあげずにコップを傾けるだけで水分が流れてきます。
一度の傾けで7~8ccしか出ないので多量の水分が一度に口に入ることがなく、誤嚥しにくくなります。がぶ飲み防止にもなります。
ストローやストロー容器は取外しができ、簡単に洗浄が出来ますし、組み立ても簡単です。
軽量プラスチック製ボトル
軽いので、外出時や室内での持ち運びの負担が少なくて済みます。
こちらはパークレーン ループボトル530ml
軽くて丈夫なトライタン製ウォーターボトルで、本体は120gです。
Amazonの商品ページでは「BPAフリー」と表示されています。
耐熱温度90℃、耐冷温度-16℃、メモリ付なので飲んだ量が一目でわかります。
ゼリー飲料
水をそのまま飲むのが苦手な方には、ゼリー飲料や水分の多いスープも有効です。
※下で紹介しているORゼリーは水分補給用のゼリー飲料で、エネルギーは100gあたり12kcalと控えめです。食欲がなく栄養が心配なときは、栄養補助食品を別に検討してください。
成分や糖分量を確認して選んでください。味も好みがあると思います。
水分補給時の注意点
一度に大量に飲まず、少量をこまめに
腎機能や心疾患のある方は医師の指示に従う
自分で水分をとれない・呼びかけへの反応がおかしいときは、無理に飲ませず、すぐに救急車(119)を呼んでください。吐き気や嘔吐で水分がとれないときも、医療機関へ。
熱すぎる・冷たすぎる飲料は避け、口腔や喉への負担を減らす
ゼリー飲料は嚥下状態に合わせて選択する
水分摂取の工夫
食事と一緒に水分を摂る
起床時・入浴前後など、飲む時間を決めておく(環境省の熱中症予防のマニュアルでも、起床時・入浴前後の水分補給が勧められています)
好きな味や香りの飲み物を取り入れて習慣化する
参考文献・出典
環境省「熱中症環境保健マニュアル」3-1 日常生活での注意事項
https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/manual/heatillness_manual_3-1.pdf
環境省「熱中症環境保健マニュアル」3-2 高齢者と子どもの注意事項
https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/manual/heatillness_manual_3-2.pdf
環境省「熱中症環境保健マニュアル」2-3・2-4 熱中症を疑ったとき/医療機関に搬送するとき
https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/manual/heatillness_manual_2-3_2-4.pdf
この記事について
この記事は上記の公的資料および信頼できる情報源を参考に、家庭で取り入れやすい高齢者向け水分補給グッズの選び方と注意点をまとめたものです。医療的判断や診断に代わるものではありません。
本記事は一般的な健康情報であり、効果には個人差があります。持病や症状がある方は必ず医療専門職にご相談ください。安全に配慮して実施・利用してください。


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