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「なんだか、体がだるい」
「食欲がわかない」
「朝、なかなか起き上がれない」
——春になってから、そんな日が続いていませんか?
冬が終わって、桜も咲いた。
なのに、体だけがついてこない。
そう感じているのは、あなただけではありません。
それ、「春バテ」かもしれません。
春先に、たくさんの方が経験する体の不調です。
とくに気をつけたいのが、高齢の方と、高齢の親をもつ40〜60代の方です。
春バテは、軽く見てはいけません。
実は、私の母(80代)も毎年4月ごろになると「なんだか体がしんどい」と言い出します。
長く日曜雑貨の卸売をしてきた中でも、全国のお客さまから「春になると体調が崩れる」という声を、何度も聞いてきました。
春になると体がしんどい…もしかして「春バテ」かもしれません
春バテは高齢者に特に多い
厚生労働省も指摘するように、年を重ねると、自律神経のバランスは崩れやすくなります。
若いころは、気候の変化に体がすぐ対応できました。
でも歳とともに、その「切り替える力」が少しずつ落ちてくるのです。
春先の大きな寒暖差は、高齢者の体にとくにこたえます。
一日の気温差が10℃以上になることも、めずらしくありません。
その間ずっと、体は休む間もなくフル稼働しているのです。
春バテの本質は「自律神経の乱れ」にある
春バテをひとことで言うと、「自律神経が乱れることで起きる、全身の不調」です。
では、その「自律神経」とは何でしょうか。
自律神経は、体温調節・血圧・消化・呼吸など、私たちが意識しなくても動いている体の働きをコントロールしています。
大きく分けて、2種類あります。
「交感神経(活動するときに優位)」と、「副交感神経(休むときに優位)」。
この2つがバランスよく切り替わることで、私たちは健康を保っています。
🌿 自律神経のしくみ
この2つがうまく切り替わることで体の調子が保たれます
自律神経が乱れると全身に不調が起きる
ところが春になると、急な気温の変化に対応しようとして、交感神経ばかりが過剰に働きます。
その結果、副交感神経がうまく機能しなくなり、次のような症状が出てきます。
- 全身のだるさ・疲労感
- 頭痛・肩こり
- めまい・立ちくらみ
- 食欲不振・胃腸の不調
- 気分の落ち込み・イライラ
- 不眠・眠れても疲れが取れない
高齢の方でとくに怖いのが、「めまい・立ちくらみ」です。
転倒・骨折につながる危険があります。
高齢者が春バテになる3つの原因
原因① 大きな寒暖差が体を疲弊させる
春先は、朝と夕方で気温が10℃以上変わることも多い季節です。
体温を保つために、自律神経は休まず働き続けます。
若い人なら問題ないこの変化も、高齢者には大きな負担になります。
私の母も、4月になると「朝は寒いのに昼は暑くて、何を着たらいいかわからない」とよく言います。
この「着るものに迷う」こと自体が、実は体への負担のサインでもあるのです。
🌡️ 春の1日の気温変化(イメージ)
気温差が大きいほど自律神経への負担が増えます
原因② 冬の間に体力が落ちている
冬は寒くて、外に出ることが減ります。
どうしても、運動量が落ちがちです。
その結果、筋力や体力が落ちた状態で、春を迎えることになります。
「冬の間、ほとんど家から出ていなかった」という高齢の方は、少なくありません。
体力が落ちたところに寒暖差が加わると、自律神経の負担はさらに大きくなります。
原因③ 年度替わりのストレスと生活の変化
4月は、子どもや孫の入学・就職、引っ越し、介護環境の変化など、生活が大きく動く季節です。
こうした精神的なストレスも、自律神経を乱す大きな原因になります。
「孫が遠くに引っ越した」
「通っていたデイサービスのスタッフが変わった」
——こういった環境の変化も、高齢者には予想以上に体へ響くことがあります。
春バテを乗り越える5つの対策
対策① 毎朝同じ時間に起きて日光を浴びる
自律神経を整えるうえで、いちばん効果的なのが「生活リズムを整えること」です。
毎朝、同じ時間に起きる。
そしてカーテンを開けて、日光を浴びる。
まずは、これだけで十分です。
日光を浴びると、「セロトニン」という幸せホルモンが分泌されます。
これが、自律神経のバランスを整えてくれます。
起きてから30分以内に朝食をとることも、大切なポイントです。
私自身も、春は意識して朝6時に起きるようにしています。
最初はしんどいのですが、1週間も続けると、体が楽になってくるのを実感できますよ。
☀️ 朝の日光で体が整うしくみ
起床後30分以内に朝食を食べることも大切です
📌 睡眠の質が上がると朝の目覚めも変わります。寝具選びについてはこちらも参考に → 高齢の親にNELLマットレスを贈った正直レビュー|半年使用の本音
対策② 38〜40℃のぬるめのお風呂でリラックス
熱いお風呂は、交感神経を刺激してしまいます。
春バテ対策には、38〜40℃のぬるめのお湯に、20分ほどゆっくりつかるのがおすすめです。
ぬるめのお湯につかると、副交感神経が優位になります。
血行が良くなり、体の緊張がほぐれていきます。
就寝の1〜2時間前の入浴が、とくに効果的です。
🛁 春バテに効くお風呂の温度
就寝1〜2時間前に20〜30分入浴するのが効果的です
対策③ たんぱく質・ビタミンBを意識して食べる
自律神経を整えるには、栄養バランスの良い食事が欠かせません。
とくに意識したいのが、次の栄養素です。
- トリプトファン(たんぱく質):セロトニンの原料。大豆製品・魚・乳製品・ナッツ類に多い
- ビタミンB1:疲労回復に効果的。豚肉・うなぎ・玄米に多い
- ビタミンB12:自律神経の機能を助ける。魚介類・卵・乳製品に多い
- カルシウム:神経の興奮を抑える。乳製品・小魚・海藻類に多い
🥗 自律神経を整える栄養素と食材
毎日の食事に意識的に取り入れましょう
「食欲がなくて食べられない」という春バテのときほど、栄養が不足して悪循環になりがちです。
食欲がないときは、消化の良いものを、少量ずつでもしっかり食べるようにしましょう。
📌 毎日の食事準備が大変な方には、栄養バランスのとれたミールキットも選択肢のひとつです → ヨシケイのミールキット8メニューを一覧|高齢者にもわかりやすく特徴まとめ
対策④ 無理のない軽い運動を取り入れる
体力が落ちた状態で、いきなり激しい運動は禁物です。
でも、軽いウォーキングや体操は、とても効果的です。
厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」でも、高齢者には「筋力・バランス・柔軟性など多要素な運動を週3日以上」行うことが推奨されています。
まずは、1日10分から。
天気の良い日に近所を歩くだけでも、自律神経の調整に大きく役立ちます。
📌 運動中の転倒が心配な方はこちらの記事もご覧ください → 高齢の親の転倒が怖い!今日からできる転倒予防の全対策
対策⑤ 栄養補助食品でしっかり栄養補給する
食事だけでは足りない栄養は、サプリメントや栄養補助食品で上手に補いましょう。
次のセクションで、おすすめの商品を紹介します。
春バテ対策に役立つおすすめ商品3選
日曜雑貨の卸売業を長くやってきた中で、健康食品や医薬品業界の方とお話しする機会が、たくさんありました。
その経験から、「春バテ対策に良さそうだな」と感じた商品を、3つ紹介します。
① アリナミンA(疲労回復ビタミン剤)
アリナミンには、『フルスルチアミン』という成分が入っています。
これは、ビタミンB1を体に吸収されやすい形に変えたもの。
エネルギー作りを助けてくれる、疲労回復の医薬品として広く使われています。
「体がだるい」「疲れが取れない」という春バテの症状に、直接はたらきかけてくれます。
⚠️ 注意:第3類医薬品です。用法・用量を守ってご使用ください。腎臓・肝臓の疾患がある方、他の医薬品を服用中の方は、使用前に医師または薬剤師にご相談ください。
「抗疲労成分フルスルチアミンは、ビタミンB1より体内に吸収されやすい形に変えた成分です。エネルギー産生に重要な役割を果たし、からだのだるさや疲れに効果を発揮します。」
(アリナミン公式サイトより)
私の母も長年愛用していて、「飲み始めてから、朝の目覚めが違う」と喜んでいます。
② サントリー セサミンバイタル
「セサミンバイタル」は、ゴマに含まれる抗酸化成分「セサミン」と、アスタキサンチンを組み合わせた、サントリーウエルネスの機能性表示食品です。
「本品に含まれるセサミンは、中高年以降に感じる日常的な疲労感の軽減に役立つことが報告されています。また、アスタキサンチンは、加齢に伴い低下する認知機能(注意力・判断力)の一部を維持することが報告されています。」
(サントリーウエルネス公式サイトより)
春の疲れが気になる、高齢の親御さんへのプレゼントとしても喜ばれます。
仕事柄、多くのシニアの方に話を聞いてきましたが、「飲み始めてから疲れにくくなった」という声は多いです。
⚠️ 注意:本品は機能性表示食品であり、疾病の治療・予防を目的とするものではありません。効果には個人差があります。薬を服用中の方や、お体の状態が気になる方は使用前にかかりつけ医にご相談ください。
③ 薬用養命酒
400年以上の歴史を持つ「薬用養命酒」は、14種類の生薬を配合した医薬品です。
血行の促進、胃腸機能のサポート、体を温める効果が期待されます。
自律神経を整えるはたらきも期待でき、春バテが気になる高齢の方におすすめしたい一品です。
お酒が苦手な方は、お湯で割って飲むのがおすすめ。
香りが立って、体もより温まりますよ。
⚠️ 注意:薬用養命酒にはアルコールが含まれています。お酒の弱い方、肝疾患のある方、薬を服用中の方は、使用前にかかりつけ医にご相談ください。
「春は寒暖差による自律神経への負担が大きく、血行不良や胃腸の不調を引き起こしやすい季節です。養命酒の生薬成分が、滋養強壮・虚弱体質の改善・胃腸症状の改善・冷え性の改善に役立ちます。」
(養命酒製造 公式サイトより)
私自身、以前は春になると決まって胃腸の調子が悪くなっていました。
知人にすすめられて養命酒を試してみたところ、2〜3週間で「なんだか胃が楽になってきた」と感じたのです。
万人に効くものではないかもしれません。
でも、体を内側から整えたい方には、一度試してみる価値があると思います。
よくある質問(Q&A)
Q1. 春バテと夏バテは何が違うの?
A. 夏バテは主に「暑さによる体力の消耗と食欲不振」が原因です。
いっぽう春バテは、「寒暖差による自律神経の乱れ」が主な原因です。
どちらも体がしんどい点は同じですが、対策は少し違います。
春バテは生活リズムの調整と自律神経ケア、夏バテは水分・塩分の補給と暑さ対策がポイントです。
Q2. 春バテはどのくらいで治りますか?
A. 軽い春バテなら、生活習慣を整えることで2〜3週間ほどで改善することが多いです。
ただし、症状が長く続く場合や、めまい・動悸・胸痛などの重い症状がある場合は、別の病気が隠れている可能性もあります。
そのときは、医師に相談してください。
Q3. 病院に行くべき症状はどんなもの?
A. 次のような症状がある場合は、春バテではなく別の病気の可能性があります。
早めに受診してください。
- 強いめまいや意識が遠くなる感覚
- 胸の痛みや動悸
- 38℃以上の発熱が続く
- 食事がほとんど取れない状態が1週間以上続く
- トイレに行けないほどの体の重さ
Q4. 高齢の親に春バテの症状が出たらどうすればいい?
A. まずは「そうだね、春は体がしんどいよね」と共感してあげてください。
「気のせいでしょ」と軽く流すのは禁物です。
そのうえで、食事・睡眠・入浴のリズムを整えるサポートをしてあげましょう。
一人暮らしの親御さんなら、こまめな電話や訪問で体調を確認することも大切です。
Q5. 春バテ予防に特に効果的な食べ物は?
A. 特におすすめなのは次の食品です:
- 豚肉・うなぎ:ビタミンB1が豊富で疲労回復に効果的
- 豆腐・納豆:トリプトファン(セロトニンの原料)が豊富
- 小魚・乳製品:カルシウムで神経の興奮を鎮める
- バナナ:糖質・トリプトファン・ビタミンB6を一度に摂れる
食欲がない日でも、バナナ1本とヨーグルトだけは食べるようにしましょう。
まとめ:春バテは早めのケアで改善が期待できます
春バテは、「気のせい」ではありません。
自律神経が乱れることで起きる、れっきとした体の不調です。
高齢者はとくにその影響を受けやすく、転倒・骨折のリスクにもつながります。
だからこそ、早めのケアが大切です。
今日からできる春バテ対策をまとめると:
- 毎朝同じ時間に起きて日光を浴びる
- 38〜40℃のぬるめのお風呂に20分つかる
- たんぱく質・ビタミンBを意識して食べる
- 1日10分から始める軽いウォーキング
- サプリや栄養補助食品で栄養を補う
「春はしんどい季節」ではなく、正しいケアを続けることで「元気に楽しめる季節」になっていく。
その可能性は、十分にあります。
日曜雑貨の卸売業を30年続けてきた私が言えるのは、「健康グッズも食品も、続けることが大事」ということ。
毎日のちょっとした積み重ねが、健康長寿につながっていくのだと実感しています。
ぜひ今日から、できることひとつだけでも始めてみてください。
春バテ対策におすすめの商品はこちら:
▶ アリナミンA(疲労回復ビタミン剤)
▶ サントリー セサミンバイタル
▶ 薬用養命酒(春バテ・自律神経ケア)
参考資料・公式情報源
- 厚生労働省 e-ヘルスネット|健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023
- 厚生労働省|健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023(概要PDF)
- 厚生労働省 e-ヘルスネット|健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023 推奨シート:高齢者版
- 公益財団法人 長寿科学振興財団 健康長寿ネット|高齢者の神経系の老化
- 厚生労働省 e-ヘルスネット(健康情報総合サイト)
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