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先日高齢の伯父の家にいったんだけど、何やら家の中から罵声が・・・

え?大丈夫なの??

ちょっと動揺しながらピンポンを鳴らしたのだけど、返事がなくて。
でもなんか違和感が・・・

じ・・事件?
事件ですか??

玄関の鍵が開いていたから伯父さーん!って叫びながら中に入ったんだ。
そしたら爆音量でテレビ見てた😆

・・・

僕の顔を見て驚いて、「お・おう」だって。
伯父さんよ、なぜ鍵を閉めない・・

でも鍵を閉められたらそれはそれで困るね。
ピンポンの音さえ聞こえないんだもんね。

それでね、ちょっとしたプレゼントをしたんだ。
ちょうど誕生日近かったから。
今回はテレビが聞こえにくくなった高齢者に送ると喜ばれるプレゼントをご紹介します。
テレビ 音 聞こえにくい 高齢者に喜ばれるプレゼント3選
高齢者向けテレビ音声スピーカーとして、個人的にはポータブルBluetoothスピーカーが良いと思うのですが、高齢者にはちょっと抵抗がありますよね。
でも最初から送信機とスピーカーのペアリングが設定済で、テレビに接続するだけですぐに使えるポータブルBluetoothスピーカーシステムなどもあります。Bluetoothが届く範囲ならどこでも移動できるので、テレビをつけて台所で作業していても、手元で音声を聞くことができるので便利ですね。
ケーブルを手元まで引く必要のあるものは高齢者がケーブルにひっかかって転倒する心配があるため、今回はワイヤレスの製品のみご紹介します。
Panasonic ワイヤレススピーカーシステム SC-MC30-K ブラック
こちらは送信機をテレビのイヤホンジャックに接続するだけなので、設定は簡単です。
スピーカ本体も充電できるのが良いです(連続再生約10時間)。
AC電源にも対応しているので充電切れの心配はありません。
スピーカーの大きさは幅:9.1㎝×高さ:4.35㎝とコンパクトなので、手元においても邪魔にならない大きさではないでしょうか?
因みにスピーカー重量は155g。見通し通信距離は約10mです。
ただ、見た目はシンプルで個人的には好きなのですが、操作ボタン類は小さ目なので、気になる方は大きめのものを選ばれた方が良いかと思います。
また、Bluetoothは2.4GHz帯を使用しますので、電子レンジなど他の家電製品と電波干渉する場合があります。近くで電子レンジなどを使うとノイズが入ったりすることがあります。
オーディオテクニカ AT-SP450TV

こちらは赤外線コードレスの機種です。
赤外線なので、他の家電製品と干渉することが少ないです。
操作ボタン類も大きめでわかりやすく、テレビの電源の入/切や選局、音量調整や消音などの基本操作がテレビリモコンと同じように手元で行なえるのとこも良いですね。
ただ赤外線は弱点もあって、送信機とスピーカーの間に障害物があったり、高低差が極端にあったりするとうまく音が出なかったりノイズが入ったりします。送信機とスピーカーの間を人が横切ったりすると音が途切れます。
また、ACアダプターか単3形電池で使用できるのですが、在宅時間の長い高齢者には、乾電池の寿命が早く感じると思います。電池での使用で問題なければよいのですが、ACアダプターで使用する場合は電源コードの位置には気をつけてください。引っ掛かって転倒などしては大変なので。
あと、プラズマテレビでは使用できません。

伯父のとこはテレビとスピーカを置くテーブルに高低差も少なく、電源も近くにあったので、とても満足してるみたい。
ミライスピーカーmini & ミライスピーカーStereo
ドラマなどのセリフが聞こえないから音量を大きくしてるって方も多いと思います。
その場合はこちらも一考の価値があるかもしれません。
従来の良い音を求めてきたスピーカーとは異なり、言葉の「聞き取りやすさ」に特化したスピーカです。
家電量販店で実際に聞いてみたのですが、確かにセリフなどは聞こえやすく感じました。
ただ、感じ方など効果には個人差があると思います。
聴力低下は高齢者の心身の健康や家庭内トラブルにつながりやすいサイン
聴力低下は加齢とともに進む
厚生労働省によると、65歳以上になると「聞こえにくさ」を感じる人は増加し、75歳以上では約2人に1人が「聞こえづらい」と感じているとされています。
👉 厚生労働省:eヘルスネット「加齢に伴う難聴」難聴は生活の質にも影響
日本老年医学会の調査によると、70〜74歳で約50%、75〜79歳で約70%、80歳以上では約80%以上が難聴に該当すると報告されています。
👉 日本老年医学会誌「高齢者の難聴と認知機能」難聴と認知症リスクの関連
国立長寿医療研究センターの研究では、難聴は認知機能の低下や社会的孤立、QOL低下のリスクと関連があることも指摘されています。
👉 国立長寿医療研究センターつまり「テレビの音が大きすぎる」というのは単なる生活の不便さではなく、高齢者の心身の健康や家庭内トラブルにつながりやすいサインなのです。
最近では高齢者の夫婦間でテレビのボリューム問題で喧嘩になったり、ご近所トラブルになったなどと言う話もよく耳にします。
今回ご紹介した商品などを上手に使用して、余計なトラブルなく、心も体も健やに、笑顔であってほしいと思います。
まとめ
- 高齢者に喜ばれるプレゼントとしては、安全に使えるワイヤレス手元スピーカーがおすすめ。
- 赤外線タイプや「言葉の聞き取りやすさ」に特化した機種も選択肢に入る。
- 公的データでも示されているように、高齢者の約半数以上が「聞こえづらさ」を抱えているため、こうしたアイテムは生活の質を守るサポートになる。
最後に、もし「聞こえにくさ」が日常生活に大きく影響する場合は、耳鼻科での聴力検査や補聴器相談も視野に入れてください。
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