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1000件以上のレビューを、多かった「テーマ別」にグラフ化してみた
公式サイトに掲載されている口コミ1000件以上を読み込み、 多かった内容を7つのテーマに分類してみました。
下のグラフは、「どのテーマがどれくらい語られているか」をわかりやすいように可視化したものです。

※公式レビュー1000件超から、代表的な7テーマの「言及数目安」を独自に集計したものです。
グラフからわかること
「睡眠の質・総合的な快適さ」に関する声が244件以上と、もっとも多い。
- 「硬さ・反発力」への言及も182件以上あり、「硬すぎず柔らかすぎず」「ちょうどよい」といった評価が目立つ。
- 「寝返りのしやすさ」「痛み・疲労回復」は、件数としては上の2つより少ないものの、腰痛や肩こり持ちの方には重要なポイント。
- 一方で、「開梱・重量の大変さ」「端の沈み込み」など、使い勝手に関する課題も一定数見られる。
各テーマ別のレビュー傾向
こうして見ると、「寝心地そのもの」への満足度が圧倒的に高い一方で、重さや端の沈み込みといった使い勝手の注意点も 見えてきます。
口コミの多くは良い評価でしたので、本記事ではこのデータを踏まえて、悪い評価についてもう少し噛み砕いて、参考文献などを引用しつつ解説していきます。
悪いレビューの多かった端の沈み込みと重量について
重さについてはやっぱり重めではある
参考までに一般的なマットレスの重さと比較してみます。
| 種 類 | 重 さ |
| ポケットコイルマットレス | 約19kg前後 |
| ボンネルコイルマットレス | 約20kg前後 |
| ウレタンマットレス | 約7kg~10kg |
| ファイバーマットレス | 約5kg~9kg |
| ラテックスタイプマットレス | 約9kg~15kg |
| NELLマットレス シングル | 22kg |
「おもっ!!」ってなりましたか(笑)?
一般的なマットレスに比べて約3倍のポケットコイルが使用されている分、それなりの重さです。
ん~、この重さを何に例えればわかりやすいかなぁと考えたのですが、

ビール大瓶1ケース(20本):約25kg
ビール中瓶1ケース(20本):約20kg
ビール大瓶1ケースよりちょっと重く、ビール中瓶1ケースよりちょっと軽いぐらいです。
高校3年間酒屋さんでバイトしていたもので、逆にわかりにくかったらすみません。
NELLに限らずマットレスは、単に重いことが問題なのではなく、大きいので移動が困難ということ。
シングルサイズで95㎝×195㎝、このサイズで上記の重さになりますので、
特に高齢者や女性にとっては大変だと思います。
ここで問題になってくるのが、120日間のフリートライアル期間内に万一体に合わなかった場合の返品作業時です。
NELLマットレスは上の画像のように特別な機械で丁寧に圧縮され、カートンボックスに入れられて送られてきますので、受け取るときは何も問題ありません。
しかし返品するときはシングルサイズで95㎝×195㎝の大きさでの返品になります。
作業手順として、作業員の方が回収に来ますので、玄関先でマットレスをお渡しするかたちになります。
NELL公式の注意事項に下記のようにあります。
・作業員がお部屋の中に入り、回収することは出来かねます。
・再圧縮はできませんのでそのままのサイズでお渡しください
・万が一返品時にお家からマットレスが搬出できない場合は返品・返金不可となりますのでご了承ください。
シングルサイズならたいていの場合大丈夫だと思いますが、クイーンやキングなど大きめサイズを検討されている場合は、購入前に寝室から玄関までマットを移動できるか確認しておく必要があります。

あと返品にはもう一つ注意が必要です。
NELL公式によると、「※Amazonでのご購入の場合:Amazonの手続きとなるため、返品時の梱包や手配について本記載内容とは異なります。(返品送料、返金額については同様です)返品希望の場合は、AmazonのNELL商品ページからご連絡をお願いいたします。」とのこと。
Amazonレビューの中で、
・送料を先払いで2万円かかった
・佐川に集荷依頼したが梱包されていない物は受付出来ないと言われた
・運送会社に集荷を依頼したらサイズオーバーで受付出来ないと言われた
などのレビューを見ました。
購入する場合は、NELL公式サイトからの購入をおすすめします。
端の沈み込みについても、おっしゃるとおり
これは仕方ない。
NELLマットレスに限らず、圧縮梱包のできるマットレスにはどれもワイヤーフレームが入っていません。
ワイヤーフレームが入ってたらこんな風になりません↓
なので端に座ることが多い方にはNELLマットレスは向かないと思います。
というか、NELLマットレスは端に座らないでください。
これらの悪いレビューで多かった意見は概ね正しいと思います。
それらを理解した上で購入した理由を次で説明しますね。
➤NELLを選んだ理由と判断プロセス、使用中マットレスの処分方法の記事はこちら
悪い口コミを読んだ上でそれでも購入した理由

重さにはメリットもあり、そちらを選んだ
重い理由はおそらく、一般的なマットレスの約2倍のポケットコイルを使用しているからだと思います。
これは5つ星ホテルにも採用されていることでよく聞く、有名メーカーのマットレスと比較しても圧倒的に多い数です。そりゃ重い。
もちろん数が多いからといってシングルサイズはシングルのままのサイズですから、
一つ一つのコイルの口径は小さくなります。
その分点で支える体圧分散性が高くなります。
必要な部分が必要なだけへこむイメージ。

私は高齢の親へのプレゼントが目的のため、そこが最も重要でした。
また、同じ姿勢で長時間寝ていると血行が悪くなってしまうため寝返りのしやすさも重要でした。
NELLのマットレスは最も重い腰部分に硬めのコイルを配置してありますので、
適度な反発力で寝返りをサポートしてくれます。

高齢者の中には、床に敷き布団を敷いて寝ていた経験から、硬い方が寝やすいという意見もありましたが、
マットレスが硬すぎると体が接している部分に体圧が集中してしまい、その部分が痛くなってしまいます。

逆にマットレスが柔すぎると体が沈み込んでしまい、特に重い腰の部分が深く沈み込み腰痛の原因になったり、
寝返りがしにくかったりします。
包み込まれるような柔らかいマットレスが好きな方にはNELLのマットレスは合わないかもしれません。
一般的に、「マットレスはある程度重いほうが耐久性が高い」といわれることもあります。
私は重いという口コミのデメリットを知った上で、
圧倒的にポケットコイル数が多いことによるメリットの方を選びました。
参考
厚生労働省 e-ヘルスネット
「快眠のためのテクニック − よく眠るために必要な寝具の条件と寝相・寝返りとの関係」
SLEEP SHOP:「体圧の吸収性と支持性(体圧分散とは)」
※本記事の内容は、筆者と家族の体験および公開情報・口コミをもとにした個人の見解です。
腰痛などの症状が強い場合は、医師や専門家への相談も検討してください。
寝ることにしか使用しないので、端の沈み込みはまぁいいやと考えた
もちろん端にいくほど柔らかく設計されていて、ベッドから転げ落ちてしまっては困ります(笑)。
NELLのマットレスは腰部分と両サイドに硬めのコイルを配置してあるようですので、
まずそれはないかと思いました。
私の親の場合は、マットレスの端に座ってソファーのように使うことはありませんので、
端の沈み込みはそれほど問題ではありません。
デメリットよりも、圧縮梱包状態で受け取り、設置する部屋で開梱・復元できるメリットの方がとても大きく感じました。
ですが、ワンルームのようなお部屋で、ベッドをソファーのように使用する方には、
NELLのマットレスは合わないかもしれません。
マットの周囲をワイヤーフレームで固定してあるものの方が良いと思います。
まとめ:高齢の親にNELLマットレスは喜ばれた
誰に対しても完璧なマットレスというものはないかもしれません。
今回はNELLのマットレスの口コミを元に、主にデメリットに対して解説してきました。
私の場合は上記のように判断しました。
もし親に合わなかった場合は、私自身が120日間のフリートライアル返品作業をする覚悟で、
重さも受け入れました。
「そうなったら大変かなぁ」などと冷や汗をかきながら。
私の場合は取り越し苦労でした。
とても喜んでくれて、よく眠れるようになったと言っています。
しかし誰にでも合うということではありません。
重さを受け入れられない方もいるでしょうし、端が沈むと困る方も、
また硬いと感じる方も柔すぎると感じる方もいるかもしれません。
120日間のフリートライアルで返品することも視野に入れながら選択されることをお勧めします。
その場合は、返品条件やサポート面を考えると、NELL公式サイトからの購入のほうが安心です。
下記のNELLマットレス導入ホテルで、一度体感してからの購入も良いかもしれませんね。


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