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母が72歳の誕生日の日、私はいつものようにいろいろ悩んだのだけど、
とにかくもう必要な物は揃っているし、これ以上「モノ」を増やしてもよくないという思いから、「今年はお寿司を買ってお祝いをしよう」ということにしました。
食べやすくておいしいものは、形は残らないけど思い出に残る、とても良いプレゼントの一つですよね。
モノではなくいっしょに過ごす時間、笑顔を贈るという選択
昭和生まれの私は、「ど根性ガエル」のひろしのように寿司が大好物です。
え?ど根性ガエル知らない?
ぴょん吉は?ゴリライモは?
ま・まぁでも、この絵はみたことありますよね?
いや、それはどうでもいいのだけど、
とにかく寿司が大好きです。
子供のころに寿司を食べたことなど、ほとんどないですからね。
何かの機会で食べることがあった時は、そりゃーもう、
「な・な・なんですかこれは?庶民が食べて良いのですか??」って感じでしたね。
とにかく、よほどのことが起こらないと、食べる機会はありませんでした。
庶民すぎる😂
と言うか、うちが貧しかったのかな? 成人するまでは数えるくらいしか食べたことなかった。
そんな感じだから、母の時代はもっとだろうなと思ってたんです。
きっと喜んでくれるぞ。何たって寿司だもんな。
その思いでこれまでに何度か寿司をプレゼントに選択したことがあるんですよね。
ところが母の72歳の誕生日、この日はいつもとちょっと様子が違いました。
私と嫁と孫2人、楽しくお祝いをしているとき、
ふと母が言いました。にこにこ笑顔で言いました。

私は生物あんまり食べんのよね

え!?なんて??

いや、だから、私あんまり生物は好きじゃないんよねぇ

はぁ!?
今まで何度か誕生日のお祝い寿司にしたよね?喜んでたよね?

みんなにお祝いしてもらって、いっしょにご飯食べて。嬉しいもんねぇ。
初めて知った母の本音
なんということでしょう。
私は母が72歳になるまで、生物が好きではないと知らなかったのです。
自分が子供のころ、お祝いでしかお目にかからなかった食べ物。
例えば「鯛の尾頭付き」とか。
こういったものは、母の時代にはもっと食べる機会がなくて、 大変喜ばれるものだとばかり思っていました。
でも人間ですから、好き嫌いはありますよねぇ。
当然ですが、その後実家で生物を食べることはなくなりました。
因みに、父は寿司が大好物で、時々一人前を買って食べているようです。
もしかしたらみなさんも、意外と知らない高齢の親の苦手なものがあるかもしれませんね。
昔の人は良くも悪くも気を遣って、こういうこと言わなかったりしますから。
プレゼント選びは時には“好みの確認”も必要ですね
以前こんなのもやったことがあって、
みんなでワイワイしてとても楽しかったんだけどなぁ↓
あの時の母は、どんな気持ち?
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